タイトルコード |
1000101091169 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
コミュニティ・オーガナイジングの理論と実践 |
書名ヨミ |
コミュニティ オーガナイジング ノ リロン ト ジッセン |
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領域横断的に読み解く |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
室田 信一/編
石神 圭子/編
竹端 寛/編
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著者名ヨミ |
ムロタ シンイチ イシガミ ケイコ タケバタ ヒロシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
有斐閣
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出版年月 |
2023.8 |
本体価格 |
¥4200 |
ISBN |
978-4-641-17486-3 |
ISBN |
4-641-17486-3 |
数量 |
8,270p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
309
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件名 |
社会運動
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内容紹介 |
求める変化を達成するために、コミュニティにおいて共同で行動を起こす、市民の力で社会を変えていく考え方・プロセスである「コミュニティ・オーガナイジング」。今後の日本におけるその研究と実践の基盤を示す書。 |
著者紹介 |
東京都立大学人文社会学部准教授。 |
目次タイトル |
序章 なぜコミュニティ・オーガナイジングの研究が求められているのか |
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1 コミュニティ・オーガナイジングがある社会 2 今日のコミュニティ・オーガナイジングが直面していること 3 コミュニティ・オーガナイジング研究への領域横断的なアプローチ 4 各章の紹介と本書の読み方 |
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第Ⅰ部 コミュニティ・オーガナイジングの理論 |
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第1章 コミュニティ・オーガナイジング研究の現在地 |
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1 はじめに 2 コミュニティ・オーガナイジングを定義する試み 3 コミュニティ・オーガナイジングの概念整理 4 コミュニティ・オーガナイジングの多様な側面 5 コミュニティ・オーガナイジングの目的 6 おわりに-日本のインプリケーション |
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第2章 リベラル・デモクラシーの隘路とコミュニティ・オーガナイジング |
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1 はじめに-政治学はCO(研究)に何を問うのか 2 「参加する市民」再考-代表制批判としてのCO? 3 動員と参加 4 運動と日常のポリティックス 5 おわりに-政治学からの応答 |
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第3章 取引関係によるコミュニティ・オーガナイジングの考察 |
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1 はじめに-制度経済学,IR,人事管理,人的資源管理,CO 2 制度経済学における取引関係とIRにおける利害調整 3 ニューディール期以降に見るアメリカの取引関係と人的資源管理(HRM)のCOへの接近 4 地域コミュニティ,労働組合,企業,政府の割当取引のモデル 5 おわりに |
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第4章 英国のコミュニティ開発論から考えるコミュニティ・オーガナイジングの位置づけ |
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1 テイラー等によるコミュニティ開発論-コミュニティ・エンパワメント論 2 シティズンズUKのCO-多様で異質な人々が連帯する技術 3 英国におけるコミュニティ開発の困難とCOの持続可能性 4 まとめに代えて-ラディカルとは何か |
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第5章 地域福祉実践の展望とコミュニティ・オーガナイジング |
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1 第1期(1951〜70年代前半)-コミュニティ・オーガニゼーションの登場 2 第2期(1970年代後半〜1999年)〜在宅福祉の組織化とコミュニティワークの登場 3 第3期(2000〜2019年)-コミュニティワークからコミュニティ・ソーシャルワークへ 4 第4期(2019年〜)-地域福祉の政策化の中でのコミュニティワークとCO 5 私発から社会変革へ |
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第6章 コミュニティ・オーガナイジングと評価 |
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1 本章の目的 2 「評価」をするとはどういうことか 3 COの特徴の整理 4 COの実践と評価 5 COの評価手法の検討 6 課題の提示と今後の展望 |
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第Ⅱ部 コミュニティ・オーガナイジングの実践 |
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第7章 コミュニティ・オーガナイザーとは誰か |
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1 COと専門性/専門職性 2 ソーシャルワーカーによるCO 3 コミュニティ・オーガナイザーとは誰か? 4 本章の目的と射程 5 コミュニティ・オーガナイザー養成トレーニングの内容 6 COトレーニングの構成要素 7 コミュニティ・オーガナイザーは専門職なのか 8 実在としてのコミュニティ・オーガナイザーの必要性 |
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第8章 身近なコミュニティ・オーガナイジング |
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1 Midwest AcademyのCO 2 本章の主題-身近なCO(生きづらさの時代のCO) 3 身近なCOの事例-学生とつくるCO 4 身近なCOの事例-市民とつくるCO 5 おわりに |
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第9章 草の根People's Organizationを組織化する |
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1 People's Organizationの概念整理 2 PO組織化が重視されるフィリピンの社会的背景 3 草の根People's Organization組織化の事例-DAMPA 4 People's Organization組織化の実践ポイント 5 日本への示唆 |
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第10章 Story of Selfを話す・聞く場の力 |
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1 はじめに 2 言語化と学びほぐし 3 COの「一歩手前」 |
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終章 コミュニティ・オーガナイジングの変化と不変 |