タイトルコード |
1000101102007 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
チョコレート・タウン |
書名ヨミ |
チョコレート タウン |
|
<食>が拓いた近代都市 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
片木 篤/著
|
著者名ヨミ |
カタギ アツシ |
出版地 |
名古屋 |
出版者 |
名古屋大学出版会
|
出版年月 |
2023.9 |
本体価格 |
¥6300 |
ISBN |
978-4-8158-1132-7 |
ISBN |
4-8158-1132-7 |
数量 |
5,325,107p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
518.8
|
件名 |
都市計画-イギリス
都市計画-フランス
都市計画-アメリカ合衆国
チョコレート-歴史
企業と社会
|
注記 |
文献:巻末p30〜43 |
内容紹介 |
チョコレート工場を中核として築かれた新たな都市「チョコレート・タウン」。仏英米の4事例を取り上げ、立地・都市計画・建築を分析。外来植物を原材料とする<食>が近代都市を拓いていく歴史をトータルに描出する。 |
著者紹介 |
大阪府生まれ。博士(工学)。名古屋大学大学院環境学研究科教授(建築・環境デザイン)などを経て、同大学名誉教授。著書に「オリンピック・シティ東京」など。 |
目次タイトル |
序章 新しい<食> |
|
1 外来ノンアルコール飲料=コーヒー・茶・カカオの受容 2 チョコレート製造の機械化 |
|
第1章 「労働者都市」の精華 |
|
1 ジャン=アントワーヌ=ブリュトゥス・ムニエ 2 エミール=ジュスタン・ムニエ 3 ノワジエル・チョコレート工場 4 ノワジエル労働者都市 5 エミール=ジュスタン・ムニエの邸宅と諸活動 6 ノワジエル・チョコレート工場とビュイソン農場の発展 7 ムニエ三兄弟の邸宅と諸活動 8 広告の揺籃 9 ムニエ社の凋落 |
|
第2章 「ピクチュアレスク・ヴィレッジ」の後継 |
|
1 クエーカー教徒の食料雑貨商 2 J・S・フライ&サンズ社による板チョコレートの発明 3 キャドバリー・ブラザーズ社の台頭 4 ボーンヴィルへの移転 5 新商品の開発 6 ボーンヴィル・ヴィレッジ 7 キャドバリー・ブラザーズ社の「外」への発展とJ・S・フライ&サンズ社との合併 8 戦間期の商品と広告 9 ボーンヴィル・ヴィレッジ |
|
第3章 「田園都市」への階梯 |
|
1 後発のH・I・ラウントリー社 2 ハックスビー・ロードへの工場移転とラウントリー社への改組 3 ミルクチョコレートでの惨敗 4 ジョゼフ・ラウントリーの節酒論とシーボーム・ラウントリーの貧困論 5 パーカー&アンウィンの住宅論 6 ニュー・イアーズウィック 7 ジョゼフとシーボーム・ラウントリーの邸宅 8 ラウントリー社の躍進とハックスビー・ロード工場の拡張 9 ニュー・イアーズウィック |
|
第4章 もう一つの「都市美」 |
|
1 フィラデルフィアの建設とプロテスタント諸派の移民 2 ハーシー・チョコレート社の創設 3 二つの万国博覧会 4 都市美運動の展開 5 プルマンの「失敗」と以後の工場町 6 チョコレート・タウン、ハーシーの建設 7 セントラル・ハーシーの建設と「狂騒の二〇年代」 8 ハーシーにおける「大建設事業」 9 マーズ社への協力と競合 |
|
終章 チョコレート・タウンと「近代都市」 |
|
1 チョコレート・タウンの都市・建築デザイン 2 チョコレート・タウン以降の都市計画 |
|
付章 チョコレートの<衣>と「衣服改良」 |
|
1 チョコレートの<衣>とショコラティエールの<衣> 2 清潔な白<衣> 3 子供服の流行と児童画・絵本の影響 4 「衣服改良」運動の展開 5 アフターヌーン・ティー |