タイトルコード |
1000101108955 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
有機化学 |
書名ヨミ |
ユウキ カガク |
版表示 |
改訂3版 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
奥山 格/著
石井 昭彦/著
箕浦 真生/著
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著者名ヨミ |
オクヤマ タダシ イシイ アキヒコ ミノウラ マオ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
丸善出版
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出版年月 |
2023.10 |
本体価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-621-30838-7 |
ISBN |
4-621-30838-7 |
数量 |
26,424p |
大きさ |
26cm |
分類記号 |
437
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件名 |
有機化学
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内容紹介 |
有機化学の論理に基づいて有機反応機構を解説し、多様な有機反応を関係づけて無理なく理解できるよう構成した、日本の大学のカリキュラムに即したテキスト。豊富な例題、問題も掲載。内容をより充実させた改訂3版。 |
著者紹介 |
京都大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。兵庫県立大学名誉教授。 |
目次タイトル |
序 有機化学:その歴史と領域 |
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1 化学結合と分子の成り立ち |
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1.1 原子の構造 1.2 化学結合 1.3 分子とイオンのLewis構造式 1.4 分子の表し方 |
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2 有機化合物:官能基と分子間相互作用 |
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2.1 官能基 2.2 炭化水素 2.3 アルコールとエーテルおよびチオールとスルフィド 2.4 ハロアルカン 2.5 窒素化合物 2.6 アルデヒドとケトン 2.7 カルボン酸 2.8 官能基の酸化状態 2.9 命名法の基本的考え方 2.10 分子間相互作用と物理的性質 |
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3 分子のかたちと混成軌道 |
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3.1 分子のかたち 3.2 共有結合の軌道モデル 3.3 原子軌道の混成 3.4 メタンの結合 3.5 エテンの結合 3.6 エチンの結合 3.7 構造異性体と立体異性体 |
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4 立体配座と分子のひずみ |
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4.1 アルカンの立体配座 4.2 シクロアルカン 4.3 二置換シクロアルカン:シス・トランス異性 4.4 シクロアルカンの燃焼熱とひずみ |
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5 共役と電子の非局在化 |
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5.1 π結合と共役 5.2 ブタジエン 5.3 アリル系 5.4 共鳴法 5.5 ベンゼン 5.6 芳香族性 5.7 励起状態と光化学 |
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6 酸と塩基 |
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6.1 酸と塩基の定義 6.2 Brønsted酸塩基反応における平衡 6.3 酸性度を決める因子 6.4 炭素酸とカルボアニオン 6.5 有機化合物の塩基性 |
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7 有機化学反応 |
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7.1 有機反応の種類 7.2 有機反応はどのように起こるのか:巻矢印による反応の表し方 7.3 極性反応の分子軌道による表現 7.4 反応のエネルギー |
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8 カルボニル基への求核付加反応 |
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8.1 カルボニル結合の極性 8.2 シアノヒドリンの生成 8.3 水の付加 8.4 アルコールの付加 8.5 イミンとエナミン 8.6 Wittig反応 |
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9 カルボン酸誘導体の求核置換反応 |
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9.1 カルボン酸誘導体とその反応 9.2 エステルの加水分解 9.3 エステルの他の反応 9.4 求核付加-脱離反応 9.5 カルボン酸誘導体の相互変換 9.6 縮合重合 |
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10 カルボニル化合物のヒドリド還元とGrignard反応 |
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10.1 ヒドリド還元 10.2 アルデヒドとケトンのアルコール以外への還元 10.3 炭素からのヒドリド移動 10.4 有機金属化合物の反応によるC-C結合の生成 10.5 有機合成入門:アルコールの合成 |
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11 立体化学:分子の左右性 |
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11.1 キラリティー 11.2 キラル中心のR,S表示 11.3 キラル中心を2個もつ化合物 11.4 立体異性体の性質 11.5 キラル炭素をもたないキラル分子 11.6 エナンチオマーを生成する反応 |
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12 ハロアルカンの求核置換反応 |
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12.1 ハロアルカンの求核種に対する反応性 12.2 SN2反応とその機構 12.3 溶媒効果 12.4 SN1反応とその機構 12.5 分子内求核置換:隣接基関与 12.6 SN1とSN2反応機構の競争 |
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13 ハロアルカンの脱離反応 |
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13.1 E1反応とその機構 13.2 E2反応とその機構 13.3 E2反応の連続性とE1cB反応 13.4 脱離反応の位置選択性 13.5 脱離反応と置換反応の競争 |
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14 アルコール,エーテル,硫黄化合物とアミン |
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14.1 アルコールとエーテルの酸触媒反応 14.2 カルボカチオンの転位 14.3 アルコールの誘導体化 14.4 アルコールの酸化 14.5 エポキシドの開環反応 14.6 酸化還元反応:まとめ 14.7 チオールと他の硫黄化合物 14.8 アミンの反応 |
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15 アルケンとアルキンへの付加反応 |
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15.1 アルケンへの求電子付加 15.2 ハロゲン化水素の付加 15.3 水の付加 15.4 ハロゲンの付加 15.5 エポキシ化 15.6 カルベンの付加 15.7 カルボカチオンの付加とカチオン重合 15.8 ブタジエンへの求電子付加 15.9 Diels-Alder反応 15.10 オゾン分解とジヒドロキシル化 15.11 水素の付加 |
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16 芳香族求電子置換反応 |
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16.1 置換ベンゼンの構造 16.2 求電子付加と付加-脱離による置換 16.3 求電子置換反応の種類 16.4 置換ベンゼンの反応性と位置選択性 16.5 フェノールの反応性 16.6 アニリンの反応性 16.7 置換ベンゼンの合成 |
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17 エノラートイオンとその反応 |
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17.1 ケト-エノール互変異性 17.2 エノール化の反応機構 17.3 可逆的エノール化による反応 17.4 α-ハロゲン化 17.5 アルドール反応 17.6 Claisen縮合 17.7 1,3-ジカルボニル化合物のエノラートイオン 17.8 エノラートイオンのアルキル化 17.9 リチウムエノラート 17.10 エノラート等価体 |
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18 求電子性アルケンと芳香族化合物の求核反応 |
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18.1 α,β-不飽和カルボニル化合物への共役付加 18.2 その他の求電子性アルケン 18.3 アニオン重合 18.4 エノラートの共役付加 18.5 共役付加-脱離機構による置換 18.6 付加-脱離機構による芳香族求核置換反応 18.7 脱離-付加機構による芳香族求核置換反応 18.8 芳香族ジアゾニウム塩の反応 |
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19 多還芳香族化合物と芳香族ヘテロ環化合物 |
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19.1 多環芳香族化合物 19.2 芳香族ヘテロ環化合物の構造 19.3 酸・塩基としての含窒素芳香族ヘテロ環化合物 19.4 芳香族ヘテロ環化合物の反応 |
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20 ラジカル反応 |
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20.1 ホモリシス 20.2 ラジカルの構造と安定性 20.3 アルキル基のハロゲン化 20.4 ハロアルカンの脱ハロゲン 20.5 アルケンへのHBrのラジカル付加 20.6 アルケンのラジカル重合 20.7 ラジカルの開裂 20.8 自動酸化 20.9 一電子移動によるラジカルの生成と反応 |
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21 転位反応 |
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21.1 炭素への1,2-転位 21.2 酸素への転位 21.3 窒素への転位 21.4 カルベンとニトレンの転位 21.5 シグマトロピー転位と電子環状反応 |
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22 有機合成 |
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22.1 有機合成に使う反応 22.2 逆合成解析による有機合成計画 22.3 位置選択性と保護基の利用 22.4 有機合成の効率 22.5 立体選択性と不斉合成 22.6 多段階合成の例 |
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23 生体物質の化学 |
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23.1 炭水化物 23.2 核酸 23.3 アミノ酸とタンパク質 23.4 脂質 |