タイトルコード |
1000100040071 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
『四天王寺縁起』の研究 |
書名ヨミ |
シテンノウジ エンギ ノ ケンキュウ |
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聖徳太子の縁起とその周辺 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
榊原 史子/著
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著者名ヨミ |
サカキバラ フミコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勉誠出版
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出版年月 |
2013.2 |
本体価格 |
¥8000 |
ISBN |
978-4-585-22051-0 |
ISBN |
4-585-22051-0 |
数量 |
8,306,8p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
188.45
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件名 |
四天王寺縁起
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個人件名 |
聖徳太子 |
内容紹介 |
「四天王寺縁起」は、だれがなぜ作成し、いかにして伝えられたのか。諸本の本文を吟味する手続きを示して明らかにする。また、「聖徳太子伝暦」などの史料との比較検討を通じて、古代中世の社会状況や信仰の実態を解明する。 |
著者紹介 |
1971年東京都生まれ。成城大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。博士(文学)。成城大学民俗学研究所研究員。専攻は日本古代史。 |
目次タイトル |
序章-研究史の概要と本書の課題 |
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第一部 『四天王寺縁起』の検討 |
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第一章 『四天王寺縁起』の原本と写本 |
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はじめに 第一節 原本の確認 第二節 写本の現存状況 第三節 写本の分類と書写過程 おわりに |
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第二章 『四天王寺縁起』の出現と成立年代 |
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はじめに 第一節 『四天王寺縁起』を引用した諸史料 第二節 四天王寺の参詣者たち 第三節 寛弘四年における出現 おわりに |
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第三章 『四天王寺縁起』の諸側面 |
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はじめに 第一節 縁起書としての『四天王寺縁起』 第二節 資財帳としての『四天王寺縁起』 第三節 聖徳太子伝としての『四天王寺縁起』 おわりに |
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第四章 『四天王寺縁起』成立の背景 |
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はじめに 第一節 『四天王寺縁起』作成の目的 第二節 寛弘四年当時の四天王寺 第三節 藤原道長と『四天王寺縁起』 おわりに |
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第二部 『四天王寺縁起』の周辺 |
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第一章 『日本書紀』に見える四天王寺関係記事の検討 |
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はじめに 第一節 四天王寺関係記事と建立年代についての諸説 第二節 考古学の成果と諸説の矛盾点 第三節 四天王寺号の成立 第四節 『日本書紀』の編纂と四天王寺の関係記事 第五節 四天王寺の創建説話 おわりに |
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第二章 四天王寺の「障子伝」-「七代記」小考 |
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はじめに 第一節 四天王寺の聖徳太子伝 第二節 「七代記」との関係 第三節 絵解きの伝統と『四天王寺縁起』への展開 おわりに |
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第三章 『四天王寺縁起』と『聖武天皇勅書銅板』 |
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はじめに 第一節 両者の対比 第二節 聖武天皇聖徳太子後身説と両者の前後関係 おわりに |
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第四章 『聖徳太子伝暦』と『四天王寺縁起』 |
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はじめに 第一節 『聖徳太子伝暦』と「本願縁起」 第二節 「本願縁起」と『四天王寺縁起』 第三節 『聖徳太子伝暦』武田科学振興財団所蔵本の奥書 おわりに |
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第五章 『聖徳太子伝暦』の成立と「四節文」 |
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はじめに 第一節 「四節文」の内容 第二節 「四節文」と「七代記」 第三節 「四節文」と『四天王寺縁起』 第四節 現行本『聖徳太子伝暦』の成立 おわりに |
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第六章 『天王寺秘決』の成立と『太子伝古今目録抄』への展開-四天王寺と法隆寺の対抗意識 |
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はじめに 第一節 『天王寺秘決』の内容とその成立 第二節 『太子伝古今目録抄』の成立と『天王寺秘決』 おわりに |
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第七章 平安時代初期の四天王寺と広隆寺-『天王寺秘決』の検討 |
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はじめに 第一節 「蜂岡寺持戒僧事」 第二節 平安時代初期の広隆寺 第三節 十禅師 おわりに |
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第八章 「聖徳太子未来記」への発展 |
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はじめに 第一節 「聖徳太子未来記」 第二節 四天王寺との関係 おわりに |
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終章 |