タイトルコード |
1000101153898 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近世における唐話学の展開 |
書名ヨミ |
キンセイ ニ オケル トウワガク ノ テンカイ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
宮本 陽佳/著
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著者名ヨミ |
ミヤモト ハルカ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
汲古書院
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出版年月 |
2024.3 |
本体価格 |
¥11000 |
ISBN |
978-4-7629-3690-6 |
ISBN |
4-7629-3690-6 |
数量 |
10,417,8p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
923.5
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件名 |
小説(中国)-歴史
漢文-評釈
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個人件名 |
岡 白駒 |
内容紹介 |
近世期以降、唐話学・白話文献は日本文化に何をもたらしたのか。唐話学の先駆者の一人であった岡白駒の文事を中心に据え、研究対象としての白話小説の有り方を追究し、更にその研究が漢籍解釈に与えた影響を考察する。 |
目次タイトル |
序章 |
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第一部 白駒の『水滸傳』講義 |
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第一章 『水滸傳譯解』にみる岡白駒の『水滸傳』研究 |
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はじめに 一、『譯解』の成立に関して 二、使用した版本について-問題の所在 三、使用した百二十回本 四、百二十回本以外の版本の利用 五、使用された版本の所在について おわりに |
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第二章 『水滸傳譯解』にみる岡白駒の『水滸傳』研究 |
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はじめに 一、『水滸傳』の注解 二、冠山、南濤の解釈との関係 三、一齋本と艮齋本1-記載される解釈の差異 四、一齋本と艮齋本2-項目数の差異 おわりに |
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第三章 『水滸傳』講義録の継承について |
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はじめに 一、各講義録について 二、各講義録の成立について 三、各講義録の関係について おわりに |
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第二部 白駒から一齋へ |
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第一章 澤田一齋の『水滸傳』講義をめぐって |
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はじめに 一、一齋の講義-「風月庄左衛門説」 二、白駒から一齋への継承 三、『水滸傳』研究および講義の変化-和刻本刊行の影響 おわりに |
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第二章 和刻本『忠義水滸傳』二集について |
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はじめに 一、和刻本初集と二集について-施訓方針の相違 二、二集の施訓者は誰か 三、和刻本二集刊行の背景 おわりに |
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第三部 「和刻三言」小考 |
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第一章 『小説精言』『小説奇言』の底本について |
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はじめに 一、「和刻三言」の原拠について 二、『精言』が依拠した版本 三、『奇言』が依拠した版本 四、小結 おわりに |
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第二章 「和刻三言」収録篇から見る小説の評価 |
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はじめに 一、想定される選択基準とその問題点 二、岡白駒による小説の評価 三、澤田一齋による小説の選択・評価 四、施訓者二人の白話小説の認識 おわりに |
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第四部 白駒の言語観-徂徠学との関連から |
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第一章 『明律譯註』に見る岡白駒と蘐園学派の明律研究 |
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はじめに 一、『譯註』成立について 二、「増改」の方法 おわりに |
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第二章 『論語徴批』に見る言語観 |
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はじめに 一、『論語徴』と『論語徴批』 二、白駒が考える『徴』の「誤謬」 三、『助辭譯通』から見る白駒の言語観 おわりに |
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終章 |