タイトルコード |
1000100575299 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
室町期顕密寺院の研究 |
書名ヨミ |
ムロマチキ ケンミツ ジイン ノ ケンキュウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
西尾 知己/著
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著者名ヨミ |
ニシオ トモミ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
吉川弘文館
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出版年月 |
2017.12 |
本体価格 |
¥11000 |
ISBN |
978-4-642-02943-8 |
ISBN |
4-642-02943-8 |
数量 |
7,334,11p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
188.55
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件名 |
教王護国寺
東大寺
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内容紹介 |
在地に強い基盤をもたない東寺と東大寺は室町期の政治・社会状況にどう対応したのか。貴種僧や自立的な経営をめざした学侶衆中の活動から寺家運営の実態を追究。組織内の変化を解明し、幕府権力の動向との関わりを描く。 |
著者紹介 |
1976年岡山県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士後期課程単位取得退学。聖学院大学非常勤講師。早稲田大学本庄高等学院非常勤講師。博士(文学)。 |
目次タイトル |
序章 本書の問題意識と内容 |
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はじめに 第一節 中世後期の東寺・東大寺研究 第二節 本書の内容 |
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第一部 室町期東寺寺僧集団の変容 |
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第一章 南北朝期から室町期の東寺長者と三宝院門跡 |
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はじめに 第一節 長者補任状況の変遷にみる有力門主層の動向 第二節 東寺長者と三宝院門跡 おわりに |
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第二章 南北朝後期から室町期における東寺衆中の変容 |
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はじめに 第一節 南北朝前期の常住僧と他住僧 第二節 南北朝後期の常住僧・他住僧をめぐる対立 第三節 室町期における衆中の構成とその特質 おわりに |
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第三章 室町期東寺衆中における常住重視の進展と矛盾 |
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はじめに 第一節 臨時祈禱・灌頂院御影供と常住僧 第二節 常住重視にともなう矛盾 おわりに |
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第四章 室町期東寺衆中における宿老・若衆 |
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はじめに 第一節 東寺寺僧の宿老・若衆としての活動 第二節 若衆の活動にみる室町期の衆中 おわりに |
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第二部 室町期東大寺寺僧集団の変容 |
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第一章 東大寺衆中の本寺意識高揚と弘安徳政 |
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はじめに 第一節 末寺扱いの現実化と弘安徳政 第二節 東大寺別当の性格変化と弘安徳政 おわりに |
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第二章 室町期東大寺の寺家運営と学侶方 |
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はじめに 第一節 学侶方にみる室町期の寺家運営 第二節 神輿動座と寺家運営の変化 おわりに |
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第三章 室町期の足利氏・東大寺西室と南都 |
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はじめに 第一節 室町期の足利氏と西室 第二節 足利義教・公顕・見賢と南都 第三節 応仁・文明の乱における足利義視・公恵と南都 おわりに |
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第四章 室町・戦国期の東南院と九条家・東大寺衆中 |
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はじめに 第一節 室町期の東南院門主とその周辺 第二節 門跡錯乱事件と九条家 第三節 門跡錯乱事件と東大寺衆中 おわりに |
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終章 中世後期顕密寺社の構成と機能 |
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はじめに 第一節 地方寺社と地域社会 第二節 中央寺社と室町幕府 第三節 中央寺社と地方寺社の関係 第四節 小結 第五節 残された課題 おわりに |