タイトルコード |
1000101227488 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
死して生きる哲学 |
書名ヨミ |
シシテ イキル テツガク |
|
西田哲学における他者・身体・超越 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
喜多 源典/著
|
著者名ヨミ |
キタ モトノリ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
晃洋書房
|
出版年月 |
2025.2 |
本体価格 |
¥2500 |
ISBN |
978-4-7710-3896-7 |
ISBN |
4-7710-3896-7 |
数量 |
18,181p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
121.63
|
個人件名 |
西田 幾多郎 |
注記 |
文献:p177〜181 |
内容紹介 |
禅仏教に立脚した立場とは異なる視座から、西田幾多郎の中期における「無の自覚的限定」から最晩年の論文「場所的論理と宗教的世界観」までを中心的に考察。従来とは異なる「不可逆」の観点から、西田幾多郎全体を解釈し直す。 |
著者紹介 |
京都府生まれ。関西大学大学院文学研究科博士後期課程修了。同大学文学部非常勤講師。 |
目次タイトル |
第一章 西田幾多郎の思索の出発点にあるもの |
|
第一節 二つの終焉記 第二節 西田の思索の出発点にあるもの |
|
第二章 前期西田の思索的特徴 |
|
第一節 「純粋経験」の立場 第二節 「自覚」の立場 第三節 「場所」の論理の立場 |
|
第三章 中期西田における「他者」と「超越」 |
|
第一節 「西田哲学」への批判 第二節 永遠の今の自己限定 第三節 「私」と「汝」 第四節 「私と汝」と「絶対の他」(神の絶対愛) |
|
第四章 中期西田における「身体」 |
|
第一節 「絶対無の自覚の表現(即行為)」としての「身体的限定」 第二節 論文「私と汝」とその関連講演における「身体」と「他者」 |
|
第五章 後期西田における「他者」と「身体」 |
|
第一節 後期西田における「他者」と「身体」 第二節 歴史的身体 第三節 歴史的世界における「表現的関係」 |
|
第六章 「表現」と「超越」 |
|
第一節 キルケゴールへの共感 第二節 西田のキルケゴール『死に至る病』理解 第三節 全関係を措定した「絶対他者」への関係 第四節 「実践哲学の根柢」の原型 |
|
第七章 逆対応と平常底 |
|
第一節 永遠の死の自覚 第二節 逆対応 第三節 平常底 |
|
補論一 鈴木亨の「存在者逆接空」の哲学とその射程 |
|
第一節 鈴木亨哲学の思索過程 第二節 「存在者逆接空」の哲学 第三節 鈴木亨哲学の有する意義 |
|
補論二 三木清の遺稿「親鸞」における一考察 |
|
第一節 三木の哲学的思索 第二節 遺稿「親鸞」と「行為の哲学」との関係性 第三節 三木の遺稿「親鸞」の後期西田哲学を手がかりとした解釈 第四節 三木と西田の「行為の哲学」の批判的継承可能性 |