タイトルコード |
1000101229250 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
参議院による多元的民意の反映 |
書名ヨミ |
サンギイン ニ ヨル タゲンテキ ミンイ ノ ハンエイ |
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政治改革の補正と阻害 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
高宮 秀典/著
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著者名ヨミ |
タカミヤ シュウスケ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
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出版年月 |
2025.2 |
本体価格 |
¥7200 |
ISBN |
978-4-13-036294-8 |
ISBN |
4-13-036294-8 |
数量 |
6,408p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
314.15
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件名 |
参議院
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注記 |
文献:p363〜387 |
内容紹介 |
参議院には衆議院とは異なるいかなる独自の役割があるのか。国会議員経験者等のインタビュー調査や、回顧録・伝記・地方紙・業界紙といった資料の渉猟による質的考察から、参院独自の「民意反映機能」について明らかにする。 |
著者紹介 |
東京都葛飾区生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。拓殖大学政経学部助教。 |
目次タイトル |
第1章 いま参議院を考えることの意味 |
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第1節 問題意識と概要 第2節 研究状況と本書の位置付け 第3節 本書の構成 |
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第2章 理論 |
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第1節 合理的選択新制度論 第2節 政策選好の規定要因 第3節 政党の規律と一体性 |
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第3章 自民党における両院国会議員の政策距離 |
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第1節 参議院選挙区 第2節 参議院比例区 第3節 データと分析方法 第4節 分析結果 第5節 小括 |
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第4章 参議院自民党による郵政民営化の抑止 |
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第1節 先行研究 第2節 意思決定の外的要因 第3節 仮説 第4節 データと分析方法 第5節 分析結果 第6節 事例研究1-県議団が擁立した県議出身議員の造反 第7節 事例研究2-県議団以外が擁立した県議出身議員の造反 第8節 事例研究3-造反しなかった県議出身議員の特徴 第9節 事例研究4-参議院比例区の地域代表の造反 第10節 参院議員特有の造反理由 第11節 小括 |
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第5章 公共事業の獲得における参院議員独自の貢献 |
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第1節 インセンティブ 第2節 権力資源 第3節 仮説 第4節 分析方法とデータ 第5節 分析結果 第6節 相反する先行研究との関係 第7節 小括 補遺 データの詳細 補論1 事例研究1-インセンティブ 補論2 事例研究2-権力資源 |
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第6章 「県議枠」成立前の候補者選定過程 |
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第1節 本章と次章のポイント 第2節 県議を擁立するインセンティブ 第3節 県連内での権力関係 第4節 党中央との権力関係 第5節 第1期に国政進出できた県議の特徴 第6節 小括 補論1 その他の候補者選定主体 補論2 候補者選定過程の事例:第1期 |
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第7章 「県議枠」の誕生 |
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第1節 県議を擁立するインセンティブ 第2節 県連内での権力関係 第3節 党中央との権力関係 第4節 第3期の候補者選定過程 第5節 候補者選定過程の分析結果が持つ含意 第6節 小括 補論 候補者選定過程の事例:第2期 |
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第8章 民主党における両院国会議員の政策距離 |
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第1節 参議院選挙区 第2節 参議院比例区 第3節 データと分析方法 第4節 分析結果 第5節 小括 補論 なぜ政界再編期に自民党は参議院議員の離党者を抑えられたのか |
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第9章 下野後民主党の左傾化と野党の分裂 |
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第1節 海江田万里代表期 第2節 岡田克也代表期 第3節 蓮舫代表期 第4節 前原誠司代表期 第5節 小括 |
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第10章 日本社会における参議院の意義 |
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第1節 知見のまとめ 第2節 含意 |