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資料情報
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No. |
所蔵館 |
配架場所 |
請求記号 |
資料番号 |
資料種別 |
状態 |
個人貸出 |
在庫
|
1 |
中央図書館 | 一般開架 | 31923/17/ | 0106903370 | 一般 | 貸出中 | 可 |
× |
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
タイトルコード |
1000101233894 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
タイ外交史を読み直す |
書名ヨミ |
タイ ガイコウシ オ ヨミナオス |
|
「竹の外交論」からの脱却 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
パッタジット・タンシンマンコン/著
|
著者名ヨミ |
パッタジット タンシンマンコン |
著者名原綴 |
Tangsinmunkong Pattajit |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
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出版年月 |
2025.2 |
本体価格 |
¥7800 |
ISBN |
978-4-13-036293-1 |
ISBN |
4-13-036293-1 |
数量 |
11,279p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
319.237
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件名 |
タイ(国名)-対外関係-歴史
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注記 |
文献:p243〜271 |
内容紹介 |
「外交上手な国」と言われてきたタイ。「竹の外交論」と呼ばれる伝統的なタイの外交史理解が、国内の政治対立や外交政策の失敗を隠蔽し、後付けで自己正当化するナショナリズムの神話的性質を持っていたことを明らかにする。 |
著者紹介 |
タイ・チェンマイ生まれ。早稲田大学社会科学研究科博士課程修了。社会学博士。東京大学東洋文化研究所・情報学環所属(講師)。専門分野は東南アジアの現代史。 |
目次タイトル |
序章 「竹の外交論」とは何か |
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第1節 「竹の外交論」の神話 第2節 竹の外交論の由来 第3節 竹の外交論の問題点 第4節 本書の狙い 第5節 問いと分析枠組み 第6節 本書の構成 |
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第1章 竹の外交論再考 |
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はじめに 第1節 中国に対する「叩頭」と「敬遠」(〜1937年) 第2節 英仏の「脅威」と国王の幻想(1855〜1926年) 第3節 台頭する日本への接近と同盟結成(1887〜1945年) 第4節 大国の狭間に立った戦後のタイ(1945〜1957年) 第5節 サリット時代の米国一辺倒(1958〜1963年) おわりに |
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第2章 「悪魔」の創造、妥協、接近 |
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はじめに 第1節 悪魔の創造期間(1963〜1968年) 第2節 悪魔との妥協と抵抗の期間(1968〜1971年) 第3節 悪魔の人間化と接近(1971〜1973年) おわりに |
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第3章 揺れ動く「悪魔」の意味 |
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はじめに 第1節 左派の役割の増大 第2節 左派による「変異した」ナショナリズム 第3節 政界における左派の包摂 第4節 右派の逆襲 おわりに |
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第4章 「ジェノサイドの愛国政権」 |
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はじめに 第1節 クリエンサック政権の「カンボジア情勢論」(1977〜1980年) 第2節 危機感に伴うプレーム政権の「国際紛争論」(1980〜1988年) 第3節 チャートチャーイ政権の台頭と「インドシナ市場論」(1988年〜1991年) おわりに |
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第5章 「愛国」と「売国」の狭間で |
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はじめに 第1節 岐路に立つ中国認識(1989〜1996年) 第2節 1997年のアジア金融危機とその衝撃 第3節 政治的シンボルとなった米中(2001〜2020年) おわりに |
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終章 竹の外交論を脱して |
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第1節 竹の外交論-「神話」から「歴史」へ 第2節 「タイ=小国」-認識か真実か 第3節 小国意識-隠れている危険性 第4節 「愛国者」と「憎国者」-両者に共通しているもの 第5節 本書の意義と今後の課題 |
内容細目
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