タイトルコード |
1000101234610 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
貸本問屋と貸本文化 |
書名ヨミ |
カシホン ドンヤ ト カシホン ブンカ |
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娯楽的書籍の出版・流通・受容 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
松永 瑠成/著
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著者名ヨミ |
マツナガ リュウセイ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勉誠社
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出版年月 |
2025.2 |
本体価格 |
¥10000 |
ISBN |
978-4-585-32063-0 |
ISBN |
4-585-32063-0 |
数量 |
12,633,17p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
016.9
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件名 |
貸本屋
出版-日本
書籍商-日本
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内容紹介 |
近世・近代に営業していた貸本屋の実態や、貸本向けの書籍を出版・蔵版して卸す機能を有した貸本問屋の業態を、諸種の史料を用いて解明。「貸本問屋→貸本屋→読者」という娯楽的書籍の出版・流通・受容の全容を明らかにする。 |
著者紹介 |
千葉県生まれ。中央大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。国文学研究資料館研究部特任助教。専門は近世・近代日本における出版文化、および貸本文化に関する研究。 |
目次タイトル |
序章 |
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第一部 貸本問屋の史的展開 |
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第一章 江戸・大坂における貸本屋組合の成立 |
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はじめに 一、江戸の書籍業界と世利本屋 二、文化露寇と江戸貸本屋組合の成立 三、大坂における世利本屋の取締りと「貸本や衆中」 四、小組と大坂貸本屋組合 おわりに |
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第二章 丁子屋平兵衛の躍進 |
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はじめに 一、丁子屋平兵衛の概要とその系譜 二、貸本屋世話役から貸本問屋へ 三、広域的な書籍流通網の形成 おわりに |
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第三章 中本受容と大島屋伝右衛門 |
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はじめに 一、大島屋伝右衛門の概要とその系譜 二、中本と大島屋伝右衛門 三、大島屋伝右衛門の書籍流通 おわりに |
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第四章 大島屋伝右衛門と池田屋一統 |
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はじめに 一、処女香について 二、大島屋伝右衛門と池田屋清吉 三、大島屋伝右衛門と池田屋一統 おわりに |
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第五章 黎明期の初代大川屋錠吉 |
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はじめに 一、貸本屋としての大川屋 二、明治十年代の出版物と周辺人物 三、大島屋武田伝右衛門との関係をめぐって おわりに |
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第六章 赤本屋としての初代大川屋錠吉 |
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はじめに 一、赤本の淵源 二、赤本屋としての大川屋 三、赤本の流通網と大川屋 おわりに |
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第二部 貸本問屋の出版書目 |
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第一章 丁子屋平兵衛出版書目年表稿 |
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附 『書林文渓堂蔵販目録』『東都書林文渓堂蔵販中形絵入よみ本之部目録』 |
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第二章 大島屋伝右衛門出版書目年表稿 |
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附 『書林文永堂蔵販目録』 |
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第三章 初代大川屋錠吉出版書目年表稿 |
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附 『第二十三回大川屋出版小説図書総目録(明治三十二年八月改正増訂)』 |
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第三部 貸本文化の変容とその諸相 |
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第一章 貸本屋の諸相 |
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はじめに 一、小林某 二、春日堂播磨屋伊三郎 おわりに |
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第二章 誠光堂池田屋清吉の片影 |
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はじめに 一、池田屋清吉について 二、当座帳と出入帳 おわりに |
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第三章 近代金沢における書籍受容と春田書店 |
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はじめに 一、春田篤次・徳太郎から春田書店へ 二、貸本屋としての春田書店 三、春田書店の仕入れと古本業 おわりに |
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終章 |