| タイトルコード |
1000101267630 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
近現代日本の農村総合開発 |
| 書名ヨミ |
キンゲンダイ ニホン ノ ノウソン ソウゴウ カイハツ |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
岩田 俊二/著
川嶋 雅章/著
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| 著者名ヨミ |
イワタ シュンジ カワシマ マサアキ |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
筑波書房
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| 出版年月 |
2025.7 |
| 本体価格 |
¥3800 |
| ISBN |
978-4-8119-0702-4 |
| ISBN |
4-8119-0702-4 |
| 数量 |
10,299p |
| 大きさ |
21cm |
| 分類記号 |
611.151
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| 件名 |
農村計画-歴史
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| 内容紹介 |
農業生産環境の整備は良くも悪くも地域発展に寄与してきた。農村総合開発の視点で明治期以降第2次世界大戦後までの農村整備政策を整理し、代表的な事例地区について農村総合開発の実態を明らかにする。 |
| 著者紹介 |
東京都生まれ。工学院大学大学院建築学専攻修士課程修了。津市立三重短期大学名誉教授。 |
| 目次タイトル |
序章 農村総合開発 |
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1 地域総合開発 2 農村地域の社会資本整備 3 本書の事例地区の農村総合開発 |
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第1章 明治期以降の農村総合開発政策の推移 |
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1 明治期から第2次世界大戦後までの耕地整理事業政策 2 明治期から第2次世界大戦後までの農村開拓政策 3 第2次世界大戦後の土地改良事業の発足と発展 |
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第2章 明治期の耕地整理法施行前後の耕地整理事業に見られる総合性 |
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1 耕地整理法創設当時の耕地整理事業の状況 2 静岡県磐田郡田原村(現袋井市)彦島ケイハン整理 3 石川県石川郡上安原村(現金沢市)田区改良 4 埼玉県北足立郡鴻巣町常光村(現鴻巣市)連合耕地整理事業 |
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第3章 <明治期…「戦後開拓」>の農村開発 |
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1 静岡県浜松市三方原の農村開拓事業 2 三重県度会郡小俣町(現伊勢市)明野の農村開拓事業 |
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第4章 <明治期…戦後>の安積疏水開鑿を中心とした農村総合開発 |
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1 明治初期の安積地域と猪苗代湖の東注計画 2 第一次福島県による二本松士族授産 3 第一次福島県と郡山商人の開成社による大槻原の自力開墾 4 明治政府の士族授産適地選定による安積開拓と猪苗代湖疏水の事業化へ 5 安積原野への士族移住による開墾 6 ファン・ドールンの基本設計と日本人の実施設計による国営第一号猪苗代湖疏水 7 猪苗代湖疏水の維持管理と安積疏水への名称変更 8 猪苗代湖の湖面低下対策による多目的ダム化へ 9 国営新安積疏水の建設事業化による農地面積の拡大-小林久敬の夢が実現- 10 安積疏水の維持管理と安積疏水土地改良区について 11 安積疏水の多目的(多面的)利用による郡山市の発展 12 安積疏水と安積開拓をめぐる今日の動きについて 13 安積地域開発のまとめ 14 安積地域歴史年表 |
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第5章 戦後の愛知用水整備を中心とした農村総合開発 |
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1 知多地域の水不足問題 2 戦前の用水通水計画 3 知多農村同志会の愛知用水建設促進運動 4 愛知用水建設決定と着工 5 愛知用水事業の概要 6 愛知用水2期工事の概要 7 愛知用水利用の変遷 8 愛知用水利用と地域発展 9 愛知用水における環境配慮の試み 10 愛知用水通水を契機とした常滑市の農村総合整備 11 愛知用水整備についての検証から「農村総合開発の計画性」を考える 12 附録年表 愛知用水建設運動の歴史 |
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第6章 平成期の静岡県榛原郡相良町(現牧之原市)蛭ケ谷集落の農村総合開発 |
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1 農村活性化住環境整備事業の狙いと特徴 2 蛭ケ谷地区基本計画策定のプロセスと基本計画の特徴 3 事業実施計画 4 住民による事業実施11年後の事業評価 5 蛭ケ谷地区農村活性化住環境整備事業についての農村居住空間整備の観点からの検証 |
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第7章 結論 |
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1 農業基盤整備の総合開発としての蓋然性 2 農村環境の維持保全に必要な農村コモンズ |