| タイトルコード |
1000101273606 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
教師の権利保障と労働運動 |
| 書名ヨミ |
キョウシ ノ ケンリ ホショウ ト ロウドウ ウンドウ |
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社会変革に向けた韓国教員組合の歩み |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
鄭 修娟/著
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| 著者名ヨミ |
テイ シュウケン |
| 出版地 |
福岡 |
| 出版者 |
九州大学出版会
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| 出版年月 |
2025.9 |
| 本体価格 |
¥7700 |
| ISBN |
978-4-7985-0390-5 |
| ISBN |
4-7985-0390-5 |
| 数量 |
5,305p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
374.37
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| 件名 |
教員組合-歴史
労働基本権
韓国-教育
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| 注記 |
文献:p279〜292 |
| 内容紹介 |
教師たちは、なぜ、そして、どのように闘ってきたのか。労働条件向上から教育政策まで、教育の理想を求めて歩んだ韓国教員組合の歴史と活動、関連する法制度について、政治的・歴史的背景を踏まえて分析する。 |
| 目次タイトル |
序章 本書の目的 |
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第1節 本書の課題 第2節 先行研究の検討 第3節 本書の方法 第4節 本書の構成 |
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第1章 国家公務員法における教員の地位 |
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第1節 教員の「特殊性」をめぐる国会での議論 第2節 大韓教育連合会の組織運営の変化 第3節 文教部による「教職団体法」の提案 第4節 小括 |
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第2章 教員労組結成の動きと「民主化」 |
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第1節 YMCA中等教育者協議会の「教師論」 第2節 教師の権利保障に関する議論 第3節 大韓教育連合会の対応 第4節 教育民主化宣言と教師運動の全国的展開 第5節 小括 |
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第3章 教育法改正運動の頓挫と教員地位法の制定 |
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第1節 教育関連法改正の頓挫 第2節 労働法改正への戦略転換と組織内部の葛藤 第3節 労働法改正案をめぐる意見対立と与野党の立場変化 第4節 韓国教員団体総連合会による教員地位法の成立 第5節 小括 |
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第4章 教員労組法の成立過程 |
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第1節 教員地位法制定以降における韓国教総の変化 第2節 教員労組の合法化をめぐる対立 第3節 政権交代による影響 第4節 教員労組法の成立後における全教組内部のジレンマ 第5節 小括 |
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第5章 二大教員団体による団体交渉の機能と構造 |
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第1節 二大教員団体の団体交渉制度の比較 第2節 韓国教総の団体交渉内容の変化 第3節 全教組の団体交渉内容と教育権の保障 第4節 小括 |
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補章 団体交渉プロセスにみる「教育自治」の可能性 |
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第1節 労働法学の観点からみる教員(団体)の「参加」 第2節 教育行政との緊張・連携関係 第3節 教師の「自主研修」をめぐって 第4節 教育行政への牽制機能 第5節 小括 |
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第6章 全教組法外労組事件をめぐる紛争と裁判 |
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第1節 事件の概要 第2節 組合員資格の範囲をめぐる解釈 第3節 教育労働の特殊性と普遍性をめぐる議論 第4節 全教組による教員労組法改正運動 第5節 小括 |
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終章 本書の意義及び今後の課題 |
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資料紹介1 教員労組法成立までの韓国の国内状況と教員団体の活動(1946〜1998年) 資料紹介2 2020年全国教職員労働組合ソウル支部・ソウル市教育庁の労働協約及び履行計画(主要部分) 資料紹介3 法外労組通報処分取消<大法院2020年9月3日宣告2016ドゥ32992判決文>における多数意見及び補充意見の一部抜粋 |