| タイトルコード |
1000101280296 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
デジタル遺品研究 |
| 書名ヨミ |
デジタル イヒン ケンキュウ |
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「デジタル時代の死」と向き合う |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
臼井 豊/著
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| 著者名ヨミ |
ウスイ ユタカ |
| 出版地 |
東京 |
| 出版者 |
成文堂
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| 出版年月 |
2025.9 |
| 本体価格 |
¥10000 |
| ISBN |
978-4-7923-2821-4 |
| ISBN |
4-7923-2821-4 |
| 数量 |
11,527p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
324.934
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| 件名 |
相続法
プライバシー
データ管理(コンピュータ)
民法-ドイツ
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| 内容紹介 |
デジタル遺品の相続(可能)性について、SNSのアカウントを主対象に、「相続権の保障」と「死者・通信相手のデジタル・プライバシー保護」が激しく衝突する中、どのような法的処理を行うべきか考察し、解決指針を示す。 |
| 目次タイトル |
はじめに |
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第1章 デジタル遺品の死後承継という現代的問題の出現 |
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第1節 はじめに 第2節 LG Berlin 2015年12月17日判決 第3節 LG Berlin 2015年12月17日判決の解説・分析 第4節 おわりに |
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第2章 デジタル遺品訴訟のゆくえ |
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第1節 はじめに 第2節 デジタル遺品訴訟の経過 第3節 BGH 2018年7月12日判決 第4節 BGH 2018年7月12日判決の解説・分析 第5節 リツェンブルガーによるBGH判決の評価と影響 第6節 おわりに 付録 Facebook‐BGH判決以後の新たな事件の登場 |
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第3章 デジタル遺品の登場により法律はアップデートを必要とするか |
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第1節 はじめに 第2節 「デジタル遺品」問題と関心を高めた諸要因 第3節 現代社会のデジタル化に伴う民法典のアップデート問題 第4節 「デジタル遺品」に関する新たな特別規律の必要性に対するルディガの見通し 第5節 BGH判決に対するルディガの評価 第6節 おわりに |
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第4章 デジタル遺品の相続性に関する批判的考察 |
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第1節 はじめに 第2節 前章までの研究成果として判明した論点の再整理 第3節 SNSの特性・利用実態から「デジタル・プライバシー」を重視するアウマンたちの批判的見解 第4節 筆者の雑感・補足 第5節 Facebook事件の終着点 第6節 おわりに 補節 第2のFacebook事件と「立法」動向 |
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第5章 「デジタル遺品」研究の原点回帰 |
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第1節 はじめに 第2節 ヘーレンの研究論文(2005年)と判例評釈(2018年) 第3節 ヘーレンによる問題提起・主張のその後 第4節 おわりに 補節 「デジタル遺品」に関わる当時最新の文献・得られた情報、新サービスなどに対する補足 |
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第6章 通信の秘密・データ保護の観点からの「デジタル遺品への相続人のアクセス」に関する批判的考察 |
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第1節 はじめに 第2節 マルティーニの最新動向 第3節 デジタル遺品に関わるTTDSG 4条による「通信の秘密」の制限 第4節 おわりに 補節 <ヒアリング調査>京都市個人情報保護条例16条2号に関する「死者の個人情報の非開示」実務について 付録 「死者の金融資産」情報へのアクセス おわりに 付録 「相続人による被相続人のSNSアカウントの積極的な継続利用」を争うInstagram事件の新登場 |