| タイトルコード |
1000101281917 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
毛沢東時代の統治と民兵 |
| 書名ヨミ |
モウ タクトウ ジダイ ノ トウチ ト ミンペイ |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
高 暁彦/著
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| 著者名ヨミ |
コウ ギョウゲン |
| 出版地 |
名古屋 |
| 出版者 |
名古屋大学出版会
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| 出版年月 |
2025.10 |
| 本体価格 |
¥6800 |
| ISBN |
978-4-8158-1213-3 |
| ISBN |
4-8158-1213-3 |
| 数量 |
8,408,22p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
312.22
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| 件名 |
中国-政治・行政-歴史
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| 個人件名 |
毛 沢東 |
| 注記 |
文献:巻末p7〜22 |
| 内容紹介 |
人々を動かしたものとは-。中華人民共和国の農村地域における民兵という組織に着目し、毛沢東政権の統治において民兵がどのような役割を果たしたのかを明らかにしたうえで、毛沢東の個人支配について新たな評価を提示する。 |
| 著者紹介 |
中国四川省成都市生まれ。東北大学大学院法学研究科博士後期課程修了。同大学大学院法学研究科助教。博士(法学)。 |
| 目次タイトル |
序章 民兵からみる毛沢東時代の統治 |
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一 問題の所在 二 研究手法と利用史料 三 本書の構成 |
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第Ⅰ部 共産党政権の権力浸透と民兵一九四九-五二 |
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第一章 民兵制度の形成と共産党政権の権力浸透(1) |
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はじめに 一 民兵制度成立の背景 二 「民衆による武装自衛」の理想と現実 三 土地改革前後の蘇南民兵 おわりに |
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第二章 民兵制度の形成と共産党政権の権力浸透(2) |
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はじめに 一 貴州省における「解放」の失敗と「包幹剿匪」の展開 二 「人民武装」の形成過程 三 銅仁地区における土地改革の展開と民兵の役割 おわりに |
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第三章 建国初期における共産党政権の民兵管理 |
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はじめに 一 「全国人民武装幹部会議」の開催 二 民兵管理におけるムチとアメ おわりに |
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第Ⅱ部 社会主義建設と民兵一九五三-五六 |
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第四章 社会主義建設期における毛沢東と民兵 |
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はじめに 一 中央軍委の民兵解散計画と毛沢東の反応 二 社会主義建設期における毛沢東と民兵 おわりに |
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第五章 農業集団化の展開と民兵 |
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はじめに 一 民兵登場の背景 二 食糧統制期における民兵隊の動員 三 食糧統制期における民兵活動の性格 おわりに |
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第六章 農業集団化の「大衆動員」と民兵 |
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はじめに 一 自発性に基づく「大衆動員」の限界 二 堅持された「大衆動員」 三 「大衆動員」と民兵 四 民兵の活動論理 おわりに |
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第Ⅲ部 大躍進運動と民兵一九五七-六一 |
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第七章 大躍進運動期における毛沢東と民兵 |
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はじめに 一 「大衆動員」にこだわる毛沢東 二 大躍進運動前後における毛沢東と民兵 三 幻と化した民兵隊の拡張計画 おわりに |
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第八章 大躍進運動の展開と民兵(1) |
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はじめに 一 松江地区における大躍進運動の展開 二 大躍進運動の徹底と民兵 おわりに |
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第九章 大躍進運動の展開と民兵(2) |
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はじめに 一 貴州省党内での大躍進運動の受容過程 二 大躍進運動と銅仁地区の民兵 おわりに |
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第Ⅳ部 文化大革命と民兵一九六二-六七 |
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第十章 調整政策期の党内分裂と毛沢東の民兵統制強化 |
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はじめに 一 大躍進の収拾をめぐる党内分裂の出現 二 民兵に対する解放軍の垂直管理の強化 おわりに |
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第十一章 文化大革命の展開と民兵(1) |
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はじめに 一 調整政策期の松江地区における民兵の管理強化 二 文化大革命初期における松江地区の民兵隊の動向 三 「二月鎮反」と革命委員会の立ち上げ おわりに |
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第十二章 文化大革命の展開と民兵(2) |
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はじめに 一 管理が行き届かない貴州民兵 二 貴州省における文化大革命の展開 三 「武闘」の頻発と混乱の長期化 おわりに |
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終章 毛沢東時代の統治と民兵 |
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一 「大衆動員」の理想と現実 二 毛沢東の個人支配と民兵 三 その後の民兵 |