| タイトルコード |
1000101292935 |
| 書誌種別 |
図書 |
| 書名 |
横光利一「純粋小説論」の理論的射程 |
| 書名ヨミ |
ヨコミツ リイチ ジュンスイ ショウセツロン ノ リロンテキ シャテイ |
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「資本主義的国家主義」と家制度 |
| 言語区分 |
日本語 |
| 著者名 |
辛 西永/著
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| 著者名ヨミ |
シン セイエイ |
| 出版地 |
横浜 |
| 出版者 |
世織書房
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| 出版年月 |
2025.9 |
| 本体価格 |
¥4200 |
| ISBN |
978-4-86686-048-0 |
| ISBN |
4-86686-048-0 |
| 数量 |
5,319,6p |
| 大きさ |
22cm |
| 分類記号 |
910.268
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| 個人件名 |
横光 利一 |
| 注記 |
文献:p299〜316 |
| 内容紹介 |
横光利一の「純粋小説論」において、その実践作として位置づけられた7つの長篇小説。それらがプロレタリア文学から経済的要素を取り入れた「経済小説」であり、戦時下の経済政策を批判するために書かれたことを明らかにする。 |
| 著者紹介 |
東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程学位取得満期退学。梨花女子大学国語文化院客員研究員、漢陽大学日本学科講師。専門は日本近現代文学。 |
| 目次タイトル |
序章 新リアリズムと読者主体の構築 |
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1 横光利一の「純粋小説論」について 2 先行研究の概略 3 本書の目的 4 本書の構成 |
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第1章 「純粋小説」の出発点としての『上海』 |
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1 「五・三〇事件」と小説『上海』 2 横光の『上海』と前田河の「支那は動く」 3 「五・三〇事件」と女工の身体 4 参木の身体と日本人としての「自意識」 5 踏みにじられた身体の象徴としてのお杉 |
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第2章 『寝園』における「大倉銃砲店」の位置 |
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1 新聞連載の中断と雑誌での再連載 2 作中人物と繊維織物産業 3 新聞連載の中断と『文藝春秋』での再連載 4 「大倉銃砲店」をめぐる読者意識の相互反応と「純粋小説論」 5 奈奈江と藍子の物語上の機能 |
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第3章 『紋章』における「特許」と「産業組合」 |
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1 語り手「私」の特別な小説内部の位置 2 ナレーター役の語り手「私」と「純粋小説論」 3 雑誌『改造』の中で見る『紋章』における「産業組合」と雁金の発明 4 『紋章』における敦子の役割 5 特許の悪用と「産業組合」の国家従属化 |
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第4章 『時計』におけるゴム会社の位置 |
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1 視点人物の位置とゴム会社 2 日本の家制度とゴム産業 3 「純粋小説論」における読者参加の方法 4 明子が表象するものの意味 5 『時計』に変奏される西洋音楽と「純情音」 |
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第5章 『花花』の方法意識と家制度 |
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1 河上徹太郎の『花花』批評 2 『花花』の方法論と「純粋小説論」 3 小説世界において特別な位置を与えられている「婦人雑誌」 4 戯画化される武士の家 5 「家」と「家」との結合としての「結婚」 6 「家」を捨てる八重子の自立 |
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第6章 『盛装』における読者参加の意味 |
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1 「読者」との「共同製作」である『盛装』 2 小説の登場人物と家の相続 3 掲載誌『婦人公論』における相続をめぐる議論と『盛装』の内的葛藤 4 『盛装』執筆への読者参加の意味 5 「純粋小説論」と一九三〇年代の文学界 |
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第7章 『天使』における政略結婚と家制度 |
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1 読者参加型小説『天使』 2 家制度と葛藤する個人 3 読者参加型小説の構想としての「純粋小説論」 4 日本の家制度から疎外された女性の権利 5 『天使』の中の「京城」の意味 |
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終章 社会構造と偶然の狭間で |
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1 戦時体制を問うリアリズム 2 七作の配列が発表順ではない意味 3 社会構造の中で個人を見つめ直す視点 |