タイトルコード |
1000100011059 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
フランスにおける産業と福祉 |
書名ヨミ |
フランス ニ オケル サンギョウ ト フクシ |
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1815-1914 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
齊藤 佳史/著
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著者名ヨミ |
サイトウ ヨシフミ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
日本経済評論社
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出版年月 |
2012.11 |
本体価格 |
¥4800 |
ISBN |
978-4-8188-2232-0 |
ISBN |
4-8188-2232-0 |
数量 |
15,264p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
602.35
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件名 |
フランス-産業
社会福祉-フランス
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注記 |
文献:p239〜254 |
内容紹介 |
19世紀以降、市場経済における個人の孤立化と窮乏化を前にして、「社会」の再構築はいかに進められたのか。工業化と社会的保護の観点から、フランス資本主義を検証する。 |
著者紹介 |
1968年青森県生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。専修大学経済学部准教授。 |
目次タイトル |
序章 問題の所在 |
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第1節 フランス資本主義の「二重の遅滞」 第2節 工業化と社会的保護の連関の規定要因 第3節 本書の構成 |
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第1章 1841年児童労働法をめぐる生産と福祉 |
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はじめに 第1節 アルザス地方における児童労働の実態 第2節 1841年児童労働法の制定理念 第3節 1841年児童労働法の施行状況 第4節 ミュルーズ工業協会における児童労働規制の意義 おわりに |
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第2章 アルザス地方におけるパテルナリスムの成立と展開 |
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はじめに 第1節 七月王政末期における食糧危機の様相 第2節 アルザス地方のパテルナリスムの規定要因 第3節 産業界主導の福利事業 おわりに |
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第3章 ル・プレェ学派のパトロナージュ論と社会改革 |
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はじめに 第1節 フレデリック・ル・プレェのパトロナージュ論 第2節 1867年パリ万国博覧会におけるパトロナージュ論と産業福利事業 第3節 エミール・シェイソンのパトロナージュ論 おわりに |
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第4章 第三共和政期におけるパテルナリスムの社会的位置 |
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はじめに 第1節 パテルナリスムの成立要因と基本理念 第2節 ポン=タ=ムソン社における生産と福祉 第3節 社会改革におけるパテルナリスム おわりに |
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第5章 労働局の設立と活動 |
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はじめに 第1節 労働局の機能 第2節 労働局と国家介入 第3節 労働局と経済近代化 第4節 1906年週休法をめぐる問題 おわりに |
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第6章 世紀転換期における労災問題の展開 |
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はじめに 第1節 労災補償をめぐる問題 第2節 労災防止をめぐる問題 第3節 社会改革における労災問題 第4節 労働生理学と労災問題 おわりに |
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終章 総括 |
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第1節 工業化・社会的保護の展開と市場経済原理 第2節 生産・福祉の展開局面における産業界と国家 第3節 展望 |