タイトルコード |
1000100188715 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
生きられた言葉 |
書名ヨミ |
イキラレタ コトバ |
|
ラインホルト・シュナイダーの生涯と作品 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
下村 喜八/著
|
著者名ヨミ |
シモムラ キハチ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
鳥影社
|
出版年月 |
2014.7 |
本体価格 |
¥2500 |
ISBN |
978-4-86265-461-8 |
ISBN |
4-86265-461-8 |
数量 |
348,9p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
940.278
|
個人件名 |
Schneider Reinhold |
注記 |
文献:巻末p1〜9 |
内容紹介 |
ナチスの時代における、キリスト教徒の反ナチ、反ファシズム抵抗文学者の代表的人物、ラインホルト・シュナイダー。その生涯と思想を本格的に紹介し、闇の時代にあって真実を希求し、虚無の中にあって光に向かう意味を問う。 |
目次タイトル |
序章 ラインホルト・シュナイダーと病気 |
|
一 生の無意味 二 理不尽な苦悩 三 心の病 四 肉体の病 五 アドベントとしての生 |
|
第一章 没落の時代の詩人 |
|
一 没落の内なる詩人 二 憂鬱の遺産 三 死への憧憬 四 自己の存在証明 五 『カモンイスの苦悩』の成立と当時の評価 六 過去と現在の同一化 七 ポルトガルの没落とカモンイスの生涯 八 没落の克服 |
|
第二章 『カール五世の前に立つラス・カサス』における虚構された二人の人物 |
|
一 第二次世界大戦中のシュナイダー 二 『カール五世の前に立つラス・カサス』 三 ベルナルディーノ 四 二重構造 五 ルカーヤ |
|
第三章 ただ真理の声で私はありたい |
|
一 真理の声 二 歴史のなかの神の国 三 キリスト者の生とその使命 四 時代批判 五 赤裸々な十字架 |
|
第四章 歴史のなかの預言者的実存 |
|
一 預言者的詩人 二 歴史のなかで真理を語る 三 言葉は出来事となる 四 真理は彼らの目を開けた 五 心の転換を促す 六 仲介者 七 共に苦しむ人 八 苦悩する神の認識 九 神と共なる生涯 |
|
第五章 シュナイダーの平和思想 |
|
一 第二次世界大戦後のシュナイダー 二 ラインホルト・シュナイダー事件 三 シュナイダーの平和思想 四 シュナイダーの平和思想についての評価 |
|
第六章 『大いなる断念』 |
|
一 『大いなる断念』 二 作品の素材とあらすじ 三 時代 四 ケレスティヌスとボニファティウス 五 権力と罪責 六 羊を養う仕事としての権力の行使 七 断念 |
|
第七章 キリスト教は悲劇か |
|
一 悲劇 二 非悲劇的キリスト教信仰 三 悲劇的キリスト教信仰 |
|
第八章 破壊された神の顔 |
|
一 『ヴィーンの冬』 二 末期の眼 三 宇宙の沈黙 四 生物の世界 |
|
第九章 シュナイダーとヴィーン、そしてオーストリア |
|
一 ヴィーン 二 歴史と出会う時代と出会う 三 帝国 四 二人のルドルフ 五 ハプスブルク家の支配 六 オーストリア過去と現在 |
|
第一〇章 『ヴィーンの冬』における瀕死の神 |
|
一 懐疑 二 信仰と懐疑 三 成人の信仰 四 神の像 五 十字架の神学 六 無力な神 七 瀕死の神 八 希望・約束 |
|
第一一章(付録) ディートリヒ・ボンヘッファーの『抵抗と信従』試論 |
|
一 ヒューマン・ドキュメント 二 「成人した人間」と「作業仮説としての神」 三 宗教と信仰 四 キリストに啓示された神 |