タイトルコード |
1000100268472 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
フランスにおける家族政策の起源と発展 |
書名ヨミ |
フランス ニ オケル カゾク セイサク ノ キゲン ト ハッテン |
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第三共和制から戦後までの「連続性」 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
福島 都茂子/著
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著者名ヨミ |
フクシマ トモコ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
法律文化社
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出版年月 |
2015.3 |
本体価格 |
¥6700 |
ISBN |
978-4-589-03658-2 |
ISBN |
4-589-03658-2 |
数量 |
4,340p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
334.335
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件名 |
フランス-人口-歴史
社会政策-歴史
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注記 |
文献:p323〜335 |
内容紹介 |
1902年から1958年まで、特に第三共和制末期からヴィシー時代と戦後までを中心に、フランスの家族政策の諸施策を検証。フランスにおける家族政策の起源と歴史的発展経緯を明らかにし、前後の「連続性」を解析する。 |
目次タイトル |
序章 |
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第1節 本書の目的 第2節 家族政策の歴史研究の必要性 第3節 家族政策の定義 第4節 先行研究 第5節 ヴィシー時代の特殊性と「黄金時代」の区分 第6節 本書の構成と使用した史料 |
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第1章 家族政策の歴史研究の現代的意義 |
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第1節 フランスの現在の家族政策 第2節 家族手当に対する所得制限への反発 第3節 家族政策と社会保障の関連 第4節 「少子化対策」と「家族政策」の違い 第5節 「家族政策」をめぐる問題点 第6節 「子をもつこと」のイメージの変化 まとめ |
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第2章 出生率低下と政治問題化 |
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第1節 19世紀以降の人口動態と低出生率 第2節 人口停滞の「政治問題化」 第3節 家族団体と「人口増加国民連盟」 まとめ |
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第3章 家族政策の始まり(1902-1914年) |
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第1節 二つの人口減少院外委員会 第2節 家族手当の始まり まとめ |
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第4章 戦間期の家族政策(1914-1931年) |
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第1節 第一次大戦の人口動態への影響 第2節 第一次大戦期における家族手当の発展 第3節 医学の家庭への介入 第4節 民間団体による出生率会議の開催 第5節 第一次大戦後の家族政策 まとめ |
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第5章 国家制度としての家族手当の発展(1932-1938年) |
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第1節 1930年代初めの政治状況 第2節 家族手当に関する1932年3月11日の法律(1932年法) 第3節 家族政策の後退期と世界恐慌の影響 第4節 家族手当に関する1938年11月12日のデクレ まとめ |
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第6章 「黄金時代」の始まり(1938-1940年) |
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第1節 人口高等委員会 第2節 家族法典 第3節 家族省の設立と第三共和制の崩壊 第4節 第三共和制のプロパガンダ まとめ |
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第7章 ヴィシー政府の家族政策(1940-1944年) |
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第1節 ヴィシー政府の成立と「国民革命」 第2節 ヴィシー政府の家族政策実行機関 第3節 ヴィシー政府の家族政策 第4節 ヴィシー政府のプロパガンダ まとめ |
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第8章 臨時政府の家族政策(1944-1946年) |
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第1節 臨時政府の成立と憲法制定 第2節 臨時政府における家族政策に関する合意 第3節 社会保障制度と家族給付 第4節 その他の家族政策 第5節 政府外の組織と人的連続性 まとめ |
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第9章 第四共和制の家族政策(1946-1958年)とその後 |
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第1節 住宅手当の創設 第2節 単一賃金手当の拡大 第3節 家族手当金庫の恒久独立 第4節 1956年の社会保障法典 第5節 その後の家族政策 まとめ |
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終章 家族政策の「連続性」 |