タイトルコード |
1000100510425 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近世の法令と社会 |
書名ヨミ |
キンセイ ノ ホウレイ ト シャカイ |
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萩藩の建築規制と武家屋敷 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
妻木 宣嗣/著
曽我 友良/著
橋本 孝成/著
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著者名ヨミ |
ツマキ ノリツグ ソガ ユウリョウ ハシモト タカナリ |
出版地 |
大阪 |
出版者 |
清文堂出版
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出版年月 |
2017.6 |
本体価格 |
¥9200 |
ISBN |
978-4-7924-1067-4 |
ISBN |
4-7924-1067-4 |
数量 |
13,372p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
521.853
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件名 |
武家屋敷
萩藩
建設行政-歴史
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内容紹介 |
「御書附」を中心として、近世における萩藩の城下町、特に武家屋敷に対する建築規制と各事例への対応をみていき、その変化などを通じて萩藩の建築行政の特質を明らかにする。 |
目次タイトル |
序章 本書に関わる研究史とその課題 |
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第一節 城下町研究とその問題点 第二節 建築史における建築規制研究とその問題点 第三節 萩藩研究とその問題点 第四節 本書の課題と構成 |
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第一部 萩城下の武家屋敷建築行政 |
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第一章 一七世紀中期までの武家屋敷行政における指導と実状 |
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はじめに 第一節 万治四年までの屋敷行政-正保年間- 第二節 万治四年までの屋敷行政-慶安年間- 第三節 慶安年間の屋敷行政とその背景 おわりに |
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第二章 屋敷方「被仰出条々」制定の経緯とその背景 |
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はじめに 第一節 「万治制法」以前の屋敷行政-承応三年の屋敷究- 第二節 「万治制法」と屋敷方「条々」 第三節 屋敷方「条々」とそれまでの相違点 おわりに |
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第三章 一七世紀後期〜一八世紀前期、武家屋敷に対する申請作事規定を通してみた建築行政 |
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はじめに 第一節 享保十年までの状況 第二節 享保十年「作事願書之大格」とその解釈 おわりに |
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第四章 一八世紀中期以降における武家屋敷に対する規制とその解釈 |
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はじめに 第一節 享保十年以降の普請申請に関する記載事例 第二節 「作事願書之大格」によって規定された普請申請のその後の解釈 おわりに |
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第五章 武家屋敷における建築規制違反 |
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はじめに 第一節 「諸士御仕置帳」記載の規制違反概要 第二節 作事申請手続き上の違反 第三節 「諸士御仕置帳」記載の申請相違作事および不届け作事について おわりに |
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第六章 屋敷行政に関わる史料の特徴 |
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はじめに 第一節 「屋敷方記録書抜」 第二節 「屋敷方作事方御書附」 第三節 「遠近方控之内写屋鋪方御書附」 第四節 「諸士御仕置帳」 おわりに |
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第二部 萩城下における武家屋敷の所有と居住 |
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第七章 武家屋敷の居住・所有に関する指導とその実状 |
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はじめに 第一節 屋敷方「条々」以降の屋敷行政と実状 第二節 屋敷建物の賃屋化とその居住環境 おわりに |
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第八章 萩城下絵図の年代推定と一八世紀中後期の藩による武家屋敷所有・居住状況の把握 |
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はじめに 第一節 絵図年代推定について 第二節 いわゆる「天明八年絵図」と屋敷行政 おわりに |
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第九章 絵図にみる居住地変化とその背景 |
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はじめに 第一節 「天明八年絵図」にみる居住地変化 第二節 居住地変化の背景 第三節 居住形態 おわりに |
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第十章 一七世紀の武家居住地域における街路空間と城下町政策 |
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はじめに 第一節 藩の指導からみた藩の想定する街路空間のあり方 第二節 街路空間に関する指導の理由と背景-一七世紀の藩の状況から- おわりに |
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第十一章 一八世紀以降の武家居住地域における街路空間と城下町施策 |
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はじめに 第一節 藩による街路空間構成要素に関する指導 第二節 街路空間構成要素に対する普請申請届け出基準について おわりに |
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終章 まとめと今後の課題 |
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第一節 成果と今後の課題 第二節 日本史学の現状と課題 第三節 歴史的景観と伝建地区・研究 |