タイトルコード |
1000100564487 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
「稼得とケアの調和モデル」とは何か |
書名ヨミ |
カトク ト ケア ノ チョウワ モデル トワ ナニカ |
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「男性稼ぎ主モデル」の克服 |
叢書名 |
MINERVA人文・社会科学叢書
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叢書番号 |
221 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
田中 弘美/著
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著者名ヨミ |
タナカ ヒロミ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
ミネルヴァ書房
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出版年月 |
2017.10 |
本体価格 |
¥6500 |
ISBN |
978-4-623-08131-8 |
ISBN |
4-623-08131-8 |
数量 |
5,196p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
367.1
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件名 |
男女共同参画
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注記 |
文献:p175〜186 |
内容紹介 |
男は仕事、女は家庭という性別役割分業を基軸とする家族モデル、「男性稼ぎ主モデル」。それに代わる新しい社会モデル「稼得とケアの調和モデル」の提案とその実現プロセスを、国際比較を通して検討する。 |
著者紹介 |
1984年三重県生まれ。同志社大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士課程(後期課程)修了。同大学研究開発推進機構及び社会学部特任助教・博士(社会福祉学)。 |
目次タイトル |
序章 「男性稼ぎ主モデル」の克服 |
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1 なぜ「男性稼ぎ主モデル」を克服しなければならないのか 2 研究枠組み 3 本書の構成 |
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第Ⅰ部 「稼得とケアの調和モデル」の実現方法 |
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第1章 規範論・政策論・動態論の連動 |
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1 先行研究の検討 2 本書の位置づけ |
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第2章 「稼得とケアの調和モデル」《規範論》 |
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1 本章の目的 2 「男性稼ぎ主モデル」とは異なるモデル 3 定義と課題の明示 4 政策論に向けて |
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第3章 「稼得とケアの調和モデル」の3つの政策理念型《政策論》 |
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1 本章の目的 2 政策パッケージの多様性を検討する意義 3 分析枠組み 4 欧州6か国と日本の政策パッケージ 5 3つの政策理念型 6 多様な政策的アプローチ |
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第4章 欧州6か国と日本における「稼得とケアの調和」の現状 |
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1 本章の目的 2 分析枠組み 3 稼得役割 4 ケア役割 5 父親の役割変化が鍵 |
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第Ⅱ部 「柔軟就労・共同ケア型」への移行 |
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第5章 「北欧型」ECECシステムには移行せず |
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1 本章の目的 2 イギリスのECECシステム 3 サービスの財源・供給における複合構制の採用 4 教育・保育・福祉の分立 5 「親の育児責任」の強調と受容 6 「北欧型」への移行を阻害した要因 7 アイディアの合意・共有が不可欠 |
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第6章 「柔軟就労型」への移行 |
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1 本章の目的 2 イギリスの「柔軟な働き方」制度 3 「柔軟な働き方」法制化の過程 4 「父親のケア役割」の欠落 5 「柔軟就労型」への移行を促進した要因 6 アクター間の関係性・相互作用 |
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終章 「稼得とケアの調和モデル」が拓く未来 |
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1 欧州の経験が示す「稼得とケアの調和モデル」への道 2 日本における移行経路の展望 3 今後の研究に向けた課題 |