タイトルコード |
1000100729165 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
パックスアメリカーナのアキレス腱 |
書名ヨミ |
パックス アメリカーナ ノ アキレスケン |
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グローバルな視点から見た米軍地位協定の比較研究 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
佐々山 泰弘/著
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著者名ヨミ |
ササヤマ ヤスヒロ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
御茶の水書房
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出版年月 |
2019.6 |
本体価格 |
¥5500 |
ISBN |
978-4-275-02108-3 |
ISBN |
4-275-02108-3 |
数量 |
11,284p |
大きさ |
23cm |
分類記号 |
329.24
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件名 |
軍事基地
アメリカ合衆国-対外関係
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注記 |
文献:p267〜273 |
内容紹介 |
日本を含む主要米軍受入12か国の地位協定の差異を総合的に比較考察して類型化と差異評価を試み、何故に各国で差異が生じたのかを究明。グローバルな視点から見た米軍基地戦略の本質を特定し、日米地位協定の近未来も考察。 |
目次タイトル |
第1章 序論と研究対象 |
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A.地位協定の概観と定義 B.地位協定研究の重要性-これなくして安全保障体制の本質は理解はできない C.先行研究の概観とその限界 D.本書の構成、論証方法論及び研究対象とするケースの選択 |
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第2章 米軍地位協定の類型(Typology)各国の地位協定の差異、そしてそれらはどのように違うのか? |
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A.各国地位協定を類型化する B.より広範な24項目の比較からタイプⅢ地位協定を総合評価 第2章のまとめ |
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第3章 要因仮説Ⅰ-A:力(パワー)関係の非対称性と交渉方式の差異 |
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A.要因仮説Ⅰ-A:力(パワー)関係の非対称性と交渉方式の差異 B.経験上観察できる一般的傾向:全ケースのGDP規模と地位協定タイプの相関 C.「国力」を定義して仮説の検証へ D.多国間交渉に関する理論とNATO地位協定交渉史 E.イギリスとギリシャの比較考察 F.日本と韓国の比較考察 G.イラクとジブチの比較考察 第3章のまとめ |
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第4章 要因仮説Ⅰ-B:脅威認識の差異 |
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A.要因仮説Ⅰ-B:脅威認識の差異 B.経験上観察できる一般的傾向:冷戦終了後の各国地位協定の変化 C.ドイツとスペインの比較考察 D.韓国とフィリッピンの比較考察 第4章のまとめ |
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第5章 要因仮説Ⅱ:国際規範としての相互主義原則 |
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A.要因仮説Ⅱ:国際関係の拘束的規範としての相互主義原則の働き B.理論的背景とアメリカの基本政策 C.日独比較-受入国経費負担(Host Nation Support)の差異検証 D.他のケースにおける再検証 第5章のまとめ |
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第6章 要因仮説Ⅲ:受入国諸制度のアメリカとの近似度 |
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A.要因仮説Ⅲ:受入国諸制度(Institutions)のアメリカとの近似度 B.アメリカの基本方針の一貫性 C.経験上観察できる一般的傾向 D.東アジア3か国(日韓比)の比較考察 第6章のまとめ |
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第7章 要因仮説Ⅳ:米軍受入国の政体転換 |
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A.要因仮説Ⅳ:米軍受入国の政体転換 B.各国のケーススタディ 第7章のまとめ |
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第8章 結論及び日本地位協定の特質と改正の可能性 |
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A.要約と結論 B.グローバルな視点から見た日本地位協定の位置と特徴 C.変貌する安全保障環境と日本地位協定の近未来 |