タイトルコード |
1000101065881 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
匿名他者への贈与と想像力の社会学 |
書名ヨミ |
トクメイ タシャ エノ ゾウヨ ト ソウゾウリョク ノ シャカイガク |
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献血をボランタリー行為として読み解く |
叢書名 |
MINERVA社会学叢書
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叢書番号 |
64 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
吉武 由彩/著
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著者名ヨミ |
ヨシタケ ユイ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
ミネルヴァ書房
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出版年月 |
2023.3 |
本体価格 |
¥5000 |
ISBN |
978-4-623-09532-2 |
ISBN |
4-623-09532-2 |
数量 |
11,274p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
492.269
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件名 |
供血
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注記 |
文献:p243〜261 |
内容紹介 |
献血といった匿名他者への贈与はいかにしてなされているのか。これまでは身近な受血者(血液製剤を使用した人)の存在が献血を促すとされてきた。これに対して、受血者不在の場合になぜ人々は献血をするのかを論ずる。 |
著者紹介 |
長崎県長崎市生まれ。九州大学大学院人間環境学府人間共生システム専攻博士後期課程単位修得退学。博士(人間環境学,九州大学)。熊本大学大学院人文社会科学研究部准教授。 |
目次タイトル |
序章 献血をボランタリー行為として読み解く |
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1 ボランタリー行為の一つとしての献血 2 ボランタリー行為はどのように捉えられてきたか 3 なぜ献血研究を扱うのか 4 本書の構成と調査の方法 |
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第Ⅰ部 献血を問うこと |
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第1章 匿名他者への贈与と想像力の社会学に向けて |
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1 献血における匿名性 2 匿名化が要請される理由と贈与としての献血 3 想像力研究に向けて |
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第2章 日本における血液事業と献血推進政策 |
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1 血液事業の変遷 2 血液事業の実施体制と採血事業者 3 献血の流れ 4 献血の動向 5 献血推進政策 |
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第3章 献血はどのように捉えられてきたか |
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1 日本における献血研究 2 海外における献血研究1 3 海外における献血研究2 4 受血者の存在が持つ意味 5 「受血者不在」の社会学 |
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第Ⅱ部 献血者とは誰か |
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第4章 誰が献血するのか |
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1 問題の所在 2 データと変数 3 献血の規定要因分析 4 多回数献血の規定要因分析 5 社会階層と社会関係 |
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第5章 多回数献血者と想像力 |
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1 献血者はどのような想像力を持つのか 2 調査の方法 3 さまざまな想像力のかたち 4 受血者の存在と可視的な想像力 |
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第Ⅲ部 受血者不在への着目 |
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第6章 受血者不在の場合における献血動機の実態 |
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1 受血者不在の社会学へ向けて 2 受血者不在の献血者へのインタビュー 3 初回献血動機と献血継続動機 4 消極的献血層のゆくえ 5 「ふつう」の人々が多回数献血者になること |
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第7章 献血者の生活史 |
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1 調査の方法 2 どのようにして献血者になるのか 3 どのようなものとして献血を捉えているのか |
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第8章 献血を重ねることと互酬性の予期 |
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1 献血における互酬性 2 互酬性の予期と信頼 3 認識の「ずれ」と受け手との「共通項」 |
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第9章 献血を重ねることと生きづらさ |
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1 生きづらさを感じる献血者 2 献血を通して生きづらさを弱める 3 「必要とされてる実感」の意味するもの |
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終章 匿名他者への贈与を支えるもの |
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1 受血者の存在 2 受血者不在の場合に贈与を支えるもの 3 これからの匿名他者への贈与研究に向けて |