タイトルコード |
1000101148020 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
組合・会社・社会 |
書名ヨミ |
クミアイ カイシャ シャカイ |
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フランス会社法におけるソシエテ概念 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
石川 真衣/著
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著者名ヨミ |
イシカワ マイ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩波書店
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出版年月 |
2024.3 |
本体価格 |
¥4700 |
ISBN |
978-4-00-022650-9 |
ISBN |
4-00-022650-9 |
数量 |
10,219p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
325.935
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件名 |
会社法
商法-フランス
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内容紹介 |
日本と異なり、すべての会社形態が民法の「ソシエテ」概念の下に整理されているフランス。ソシエテ概念を手がかりに会社法制を再考し、日本のこれまでの会社観・会社法制の在り方にも反省を迫る。 |
著者紹介 |
早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。博士(法学)。東北大学大学院法学研究科准教授。共著書に「商法総則・商行為法」がある。 |
目次タイトル |
序章 |
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第Ⅰ部 フランス株式会社法の形成と展開 |
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第1章 株式会社の原点としてのソキエタス |
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第2章 フランスにおける株式会社の原型の発生と展開 |
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第1節 フランス南部・トゥルーズの水車事業 第2節 フランス北部の鉱山事業 第3節 フランスの特許会社(コンパニー) |
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第3章 株式会社法制の基礎の形成 |
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第1節 1807年商法典と株式会社の設立許可制 第2節 設立許可制の下での株式会社の発展 第3節 1867年7月24日の法律と株式会社の設立準則主義 第4節 1867年7月24日の法律における株式会社像 |
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小括 |
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第Ⅱ部 フランス株式会社法における資本概念 |
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第1章 設立時の資本確保の課題 |
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第1節 設立許可の判断基準としての資本 第2節 全額引受・分割払込制の採用の意義 第3節 現物出資に対する規制 |
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第2章 設立後の資本確保の課題 |
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第1節 確定利息条項の効力と違法配当の問題 第2節 利益の内部留保の正当性 第3節 存続期間満了前の解散基準としての資本金の役割 |
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第3章 株式会社における資本金概念の役割 |
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第1節 株式上場基準としての資本金 第2節 資本金概念の再検討の動きと資本金の機能 |
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小括 |
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第Ⅲ部 フランス株式会社法におけるソシエテ契約概念の機能 |
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第1章 会社の機能確保のためのソシエテ契約 |
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第1節 株主とアソシエ(associé) 第2節 アソシエの定義をめぐる議論 |
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第2章 フランス会社法におけるアソシエ概念と株式会社における活用 |
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第1節 アソシエであり続ける権利・ソシエテにとどまる権利 第2節 アソシエの義務の増加の禁止 第3節 アソシエの議決権 第4節 アソシエ共通の利益 |
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第3章 株式会社の規制手法としての一般規定とソシエテ契約 |
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第1節 ソシエテ契約の再検討の動き 第2節 2019年PACTE法の制定とその影響 第3節 フランス株式会社法におけるソシエテ・ソシエテ契約の機能 |
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小括 |
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終章 |