タイトルコード |
1000101150006 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
前漢官僚機構の構造と展開 |
書名ヨミ |
ゼンカン カンリョウ キコウ ノ コウゾウ ト テンカイ |
叢書名 |
汲古叢書
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叢書番号 |
181 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
福永 善隆/著
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著者名ヨミ |
フクナガ ヨシタカ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
汲古書院
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出版年月 |
2024.3 |
本体価格 |
¥14000 |
ISBN |
978-4-7629-6080-2 |
ISBN |
4-7629-6080-2 |
数量 |
6,552,20p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
222.042
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件名 |
中国-歴史-漢時代
官僚制-歴史
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注記 |
文献:p535〜546 |
内容紹介 |
中国の前漢官僚機構の構造と展開について、監察制度を中心に論じる。「前漢における丞相司直の設置について」「前漢武帝期における中央支配機構の展開」「前漢後半期における御史と尚書」などを収録。中文摘要付き。 |
著者紹介 |
九州大学大学院人文科学府博士後期課程修了。博士(文学)。鹿児島大学学術研究院法文教育学域法文学系准教授。 |
目次タイトル |
序章 秦漢史研究の状況と課題 |
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第一節 秦漢史研究の展開概観-皇帝権力と国家体制の展開を中心として- 第二節 本書の視角と構成 |
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第一章 前漢後半期における中央監察の実態 |
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はじめに 第一節 問題の所在-王勇華氏の見解によせて- 第二節 丞相司直・「侍御史」の弾劾事例 第三節 「侍御史」の弾劾活動とその特徴 第四節 丞相司直の弾劾活動とその特徴 小結 |
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第二章 前漢における丞相司直の設置について |
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はじめに 第一節 前漢草創期の政治状況 第二節 丞相に求められる資質・条件の変遷 第三節 丞相司直の設置の意義 小結 |
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第三章 前漢武帝期における中央支配機構の展開 |
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はじめに 第一節 前漢初期〜武帝期における詔書伝達経路の変化 第二節 前漢前半期における地方監察の展開 第三節 武帝期における監察体制の改変 第四節 詔書伝達経路及び監察系統の一元化の背景とその影響 小結 |
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第四章 前漢後半期における丞相の政治的位置づけ |
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はじめに 第一節 丞相長史の弾劾事例とその性格 第二節 丞相長史と「侍御史」の関係 第三節 丞相の政治的位置づけ-丞相司直と丞相長史との関係を中心として- 小結 |
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第五章 前漢官僚機構における御史制度の展開 |
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はじめに 第一節 「侍御史」の監察の始源及びその展開 第二節 前漢官僚機構における「侍御史」の位置づけ-皇帝と官僚機構の関係から- 第三節 前漢後半期における御史制度の展開とその背景 小結 |
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第六章 前漢刺史再考 |
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はじめに 第一節 前漢官僚機構における刺史の位置づけ-『漢書』京房伝の記載から見た- 第二節 御史中丞及び丞相府と刺史の奏事との関係 第三節 武帝期の政治状況と刺史の設置 小結 |
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第七章 前漢後半期における御史と尚書 |
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はじめに 第一節 前漢後半期における御史と内朝の関係 第二節 前漢後半期における御史と尚書の関係 第三節 前漢後半期における尚書の展開と御史-元帝期・考功課吏法の導入を手がかりとして- 小結 |
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第八章 前漢における内朝の形成 |
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はじめに 第一節 内朝官就任者の分析 第二節 郎官・大夫と内朝官との関係 第三節 宮中構造から見た郎官・大夫と内朝官 第四節 漢初の宮中とその官僚構造 第五節 宮中における官僚構造の変化と内朝の形成 小結 |
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第九章 漢代における尚書と内朝 |
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はじめに 第一節 皇帝と尚書 第二節 内朝及び尚書の展開-前漢武帝期から後漢にかけて- 第三節 内朝・尚書の拡大・整備の背景 小結 |
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第十章 前漢後半期における官僚機構の構造の展開 |
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はじめに 第一節 前漢後半期以降の人事運用 第二節 前漢後半期における人事運用と尚書 第三節 前漢後半期における官僚機構の再編と三公制 小結 |
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終章 前漢における統一国家体制の展開と官僚機構の再編 |
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第一節 前漢後半期における官僚機構の構造-内朝と外朝- 第二節 前漢後半期における官僚機構の再編-秦漢統一国家体制の展開- |