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東部図書館 5月 「名作映画鑑賞会」のお知らせ

カテゴリ:

 東部図書館では、毎月第3土曜日に「名作映画鑑賞会」を開催しています。どうぞお気軽に足をお運びください。(無料)
 ご予約は各回の上映期日1ヶ月前より受付いたします。

詳細

時間 開場:13時15分~
上映:13時30分~
場所 東部図書館 3階研修室
定員 60名
申込み 来館又は電話でお願いします。
千葉県立東部図書館
 電話0479-62-7070

平成24年5月の上映予定

5月19日(土)

『別れの曲 ショパン』 1934年/ドイツ/91分 

■スタッフ
 監  督:ゲツァ・フォン・ボルヴァリー
 脚  本:エルンスト・マリシュカ
 音  楽:アロイス・メリヒャー
 撮  影:ヴェルナー・ブランデス
 
■キャスト
 ヴォルフガング・リーベンアイナー
 リヒャルト・ロマノスキー
 ハンナ・ヴァーグ
 シビル・シュミッツ
 ハンス・シュレンク


■ストーリー
 祖国ポーランドでは、ロシアへの抵抗運動が画策され、ショパンも時が来れば戦うつもりでいた。しかし、豊かな才能を失うことを恐れた師匠は、恋人コンスタンティアに別れを告げさせ、ショパンをパリへ送り出す。パリで初めてのコンサートを開いた夜、ポーランド独立の革命が起こった。ショパンは故国への激しい思いをピアノにぶつけ、即興で演奏する。その演奏を聞いたジョルジュ・サンドは彼の才能を認め、二人は・・・。作中には、『子犬のワルツ』『革命』など代表曲が多数登場する。

■豆知識
 ショパンの作曲は、ポロネーズに始まり、マズルカに終わる。ショパンが初めて作曲した作品がポロネーズ(7歳で『ポロネーズ ト短調』)、最後に作曲した作品がマズルカ(絶筆となった『マズルカ へ短調』)である。ポロネーズもマズルカも、ポーランドの舞曲である。ショパンはこのリズムをもとにして多くの曲を作ったが、生涯愛してやまなかった祖国への思いを、これらの曲に託したのではないかと言われている。特にマズルカは、人生の大半を異国で過ごしたショパンの故郷に対する哀愁の気持ちが表現されている。幾多の名ピアニストを輩出した「ショパン国際ピアノコンクール」でも、マズルカ賞、ポロネーズ賞が設けられ、最も優れた演奏をした人に賞が与えられている。ショパンにとってもポーランド人にとってもポロネーズとマズルカは、大切な意味合いを持っているからであろう。

(参考文献:伊熊よし子著『図説 ショパン』(河出書房新社) 『ショパンのすべて』(音楽之友社))

関連資料

資料名著者名等出版者名出版年請求記号
ショパン若き日の肖像 小沼 ますみ 著 音楽之友社 1989 762.3/sh96
ショパンの生涯 バルバラ・スモレンスカ=
ジェリンスカ 著
音楽之友社 2001 76234/107
ショパンとパリ 河合 貞子 著 春秋社 2001 76234/115
ショパンの響き ジャン=ジャック・
エーゲルディンゲル 著
音楽之友社 2007 76234/173
図説ショパン 伊熊 よし子 著 河出書房
新社
2010 76234/190
ショパンのすべて 音楽の友 編 音楽之友社 2010 76234/192
ショパンを解く! アンドレ・
ブクレシュリエフ 著
音楽之友社 1999 76234/71
ショパンへの旅 足達 和子 著 未知谷 2000 76234/99
大作曲家の信仰と音楽 P.カヴァノー 著 教文館 2000 7628/14
恋する大作曲家たち フリッツ・スピーグル 著 音楽之友社 2001 7628/15
ショパン・ピアノ作品便覧   ドレミ楽譜
出版社
1993 7632/2
ショパン炎のバラード ロベルト・
コトロネーオ 著
集英社 2010 973/コロ1

 

 

問い合わせ

千葉県立東部図書館
旭市ハの349 TEL 0479-62-7070

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