テーマ
「バベルへの誘い-ことばの研究Part 2」
「昔世界には一つの言葉しかなかった。それで人々はある町に巨大な塔を作り、一緒に住もうとした。しかしある時お互いの言葉が通じなくなり混乱が起こった。そこで人々は言葉の通じ合う人同士で集団となり、世界中に散っていった。塔の建設は中座し、やがて顧みられなくなった。いつしか人はこの町をバベルと呼び、その塔をバベルの塔と呼ぶようになった(創世記第11章)。」もちろんこれは伝承ですが、バベルは言語的混乱の代名詞としても使われます。違う言語でも単語や構造がよく似ていたり、隣り合った地域の言語でも全く似ていなかったりすることがあります。
今回の展示は昨年度の「ことばの研究・言語学の世界」の第2弾です。前回は言語学の各分野の概論・概説資料を展示しましたが、今回は各言語別の資料を中心に展示しました。全てを網羅しているとはとてもいえませんが、開架書架にも資料があります。なお各言語の入門的な資料は省きました。詳しくはカウンターの職員にお申し付けください。
10月27日は「文字・活字文化の日」です。これを機会に、なぜ世界では様々な言語が話されているのか考えてみてはいかがでしょうか。
・展示されている資料もご利用になれます。カウンターの職員にお申し付け下さい。
展示資料の一覧はこちらをご覧ください
期間
平成20年9月20日(土)~11月20日(木)
場所
正面玄関前 展示ケース
問い合わせ
千葉県立西部図書館
松戸市千駄堀657-7 TEL 047-385-4133