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「認知症」について考える図書・絵本の紹介(最終更新)

カテゴリ:
  「認知症」について考える図書・絵本の紹介

 1994年に国際アルツハイマー病協会は、世界保健機関と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、認知症に関する様々な啓蒙活動を行っています。西部図書館では、認知症について考えるきっかけになる図書や絵本を県立図書館公式Twitterで紹介しています。このページは、公式Twitterで紹介した図書や絵本の紹介文をまとめたものです。 (※9月毎週1度更新)

「世界アルツハイマーデー・月間」や、認知症についての施策について詳しく知りたい方はこちらのサイトを御覧ください。

  公益社団法人「認知症の人と家族の会」:「世界アルツハイマーデー・月間」のページはこちらから

  ADI(国際アルツハイマー病協会)のホームページ(英語)はこちらから

  厚生労働省「認知症施策]のページはこちらから

  厚生労働省「世界アルツハイマーデー及び月間(令和3(2021)年度)」のページはこちらから

  千葉県「認知症施策]のページはこちらから

 

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県立図書館公式Twitterで紹介した図書・絵本

 

◆認知症とは

書  影書名・出版情報所蔵情報
認知症の人とのおつきあい 書影 認知症の人とのおつきあい

 認知症の人と家族の会東京都支部編 三一書房 2016年

西部 49375/134
 せん妄、遂行機能障害など、問題行動ごとに対応や注意すべき点がわかりやすくまとめられています。身近な人が認知症になった時の相談窓口や支援制度をまとめた「お役立ち情報」が巻末に収録されています。(9月1日ツイート)
なぜ、認知症のある人とうまくかかわれないのか? 書影

なぜ、認知症のある人とうまくかかわれないのか?

 石原哲郎著 中央法規出版 2020年

西部 49375/187
 他所では見たことがないと評される診療所のエッセンスが詰まっています。本編や当事者の語りから認知症との向き合い方次第で人生の可能性が広がる、前向きな展望が得られる内容です。(9月11日ツイート)
なぜ、認知症のある人とうまくかかわれないのか? 書影

認知症 医療の限界、ケアの可能性

 上野秀樹著 メディカ出版 2016年

西部 49375/127/
 母が...!?苦しい時間の始まりを感じた時に出会った一冊。「理解と対応」を深めると心が、行動が、周りが変わる。訪問精神科医である著者からの言葉は冷静かつ暖かい。(9月23日ツイート)
認知症とは何か 書影

認知症とは何か

 小澤勲著 岩波書店 2005年

中央 49375/21/
 認知症を自然に認容できる社会は、誰にとっても居心地の良い世界かもしれません。本書は、専門医の立場から認知症の医学的知識を解説。後半では認知症を病む人たちに寄り添い、その心の世界を探っています。(9月25日ツイート)
認知症ビジュアルガイド 書影

認知症ビジュアルガイド

 鳥羽研二監修 学研メディカル秀潤社 2021年

西部 49375/193/
 認知症ケアに関わる1~3年目程度のスタッフに向けた、診断・治療、ケア、予防、リハビリ等の認知症ケアの全体像を示したテキストです。認知症関連の最新の知見を、カラー図表を使ってわかりやすく説明しています。(9月26日ツイート)

 

◆コミュニケーション

書  影書名・出版情報所蔵情報
認知症の人の心の中はどうなっているのか? 書影 認知症の人の心の中はどうなっているのか?

 佐藤眞一著 光文社新書 2016年

西部 375/173/
 日常会話による認知機能の評価テスト(CANDy)や、ロボットを使った会話実験など、認知症当事者とのコミュニケーションの可能性を予感させる一冊です。(9月5日ツイート)
驚きの介護民俗学 書影

驚きの介護民俗学

 六車由実著 医学書院 2012年

中央 3801/35/
 民俗学の調査手法は介護利用者とのコミュニケーションでも役に立つ。そして介護現場には過去の証言者から驚きの話題が沢山。介護現場で働く民俗学者が見出した魅力と民俗学の新たな可能性について語る。(9月14日ツイート)
認知症plusコミュニケーション 書影

認知症plusコミュニケーション 怒らない・否定しない・共感する

 大庭輝著 日本看護協会出版会 2021年

西部 49375/197/
 その人らしさがわかれば、生活の幅も広がり、かかわり方の手がかりにもなります。認知症の人の心理や、接し方、日常会話をもとに認知機能を評価する「CANDy」の特徴や使用事例、課題を開発者が解説します。(9月19日ツイート)
家族のためのユマニチュード 書影

家族のためのユマニチュード

 イヴ・ジネスト著 ロゼット・マレスコッティ著 本田美和子著 誠文堂新光社 2018年

東部 36926/515/
 「人間らしさを取り戻す」という視点に立って研究開発されたケアです。介護する相手に気持ちが伝わらず悩んでいる家族や支援者の方にオススメです。(9月24日ツイート)

 

◆医療・健康

書  影書名・出版情報所蔵情報
音楽療法ハンドブック 書影 音楽療法ハンドブック

 日野原 重明監修 未来プロジェクト著 2014年

西部 1468/354/
 「音楽療法」とは何かから始まり、その実践に至るまでをやさしく解説。医療と音楽を結びつける一冊です。なんといっても文字が大きいのが良い!(9月3日ツイート)
セラピードッグの子守歌 書影

セラピードッグの子守歌

 真並恭介著 講談社 2011年

西部 1468/354/
 『セラピードッグの子守歌』(真並恭介著 講談社)は、認知症治療に導入されたドッグセラピーの現場を取材しています。犬とふれあうことで、失われた笑顔や会話が戻ってくる様子は感動的です。(9月7日ツイート)
人は口から老い口で逝く 展示の様子

人は口から老い口で逝く

 落合邦康著 日本プランニングセンター 2021年

西部 1468/354/
 口腔や腸管内で共存する常在菌が加齢による免疫力低下により感染症、歯周病、糖尿病、ガン、認知症に到る軽症として口腔ケアの大切さを問う一冊。(9月9日ツイート)
100歳の美しい脳 書影

100歳の美しい脳 アルツハイマー病解明に手をさしのべた修道女たち

 デヴィッド・スノウドン著 DHC 2004年

西部 49375/23/
 100歳になっても健康でいるためには。食事、遺伝子、若いときの過ごし方...様々な観点からアルツハイマー病を解明する研究者と、協力する修道女達の記録。(9月16日ツイート)
コグニサイズ指導マニュアル 書影

コグニサイズ指導マニュアル

 島田裕之編集 医歯薬出版 2020年

西部 49375/185/
 認知課題と運動を同時に行う、認知症予防の運動方法「コグニサイズ」を、図を多用して平易に紹介。認知症予防の基礎的理解・アセスメント・プログラム実践の三部構成で、効果的なプログラム作成に役立つテキストです。(9月18日ツイート)
認知症患者さんの病態別食支援 書影 認知症患者さんの病態別食支援

 野原 幹司著 メディカ出版 2018年

西部 49375/154
 「食事」に注目して、4大認知症(アルツハイマー型、レビー小体型、血管性、前頭側頭型)の病態別に特徴や問題点、支援の方法が解説されています。(9月22日ツイート)

 

◆回想法

書  影書名・出版情報所蔵情報
わたし大好き 書影

わたし大好き

 バーディック作 フリーマン絵 童話屋 2006年

中央 J493/ハリ/
 認知症の当事者が自分の好きなことや、楽しみを語る絵本です。当事者と一緒に読むことで、「あなたは何が好き?」など、会話のきっかけをくれます。回想法にも使えます。付録に会話の手引きもあります。(9月12日ツイート)
認知症の人と一緒に作るアルバム自分史 書影

認知症の人と一緒に作るアルバム自分史

 北林陽児著 山本由子著 翔泳社 2019年

中央 36926/398/
 当事者と一緒に写真を見て、当時のことを話してもらうことが刺激となり、認知症のケアにもつながると考えられています。話の聴き方、文書のまとめ方など、アルバム作りのポイントも充実しています。(9月19日ツイート)

 

◆文学・手記

書  影書名・出版情報所蔵情報
年鑑代表シナリオ集'13 書影

ペコロスの母に会いに行く

 『年鑑代表シナリオ集 '13』所収 シナリオ作家協会 2014年

東部 9127/1/13
 原作は岡野雄一の漫画「ペコロスの母に会いに行く」 阿久野知昭脚本で映画化も。方言のぬくもり、親子の小気味よい対話。奥行きある会話。親子の関係を再考しつつ、大切な人の記憶の断片にでも残る"私"でありたい。(9月2日ツイート)
解夏 書影

サクラサク

 『解夏』所収 さだまさし著 幻冬舎 2002年

西部 9136/Sa13
 「僕のね、プライドを慮ってくれているのだ」と認知症役の藤竜也のセリフが心に沁みます。さだまさし原作『サクラサク』 父親の認知症により家族の絆が戻るやさしい物語です。映画"サクラサク"は田中光敏監督。(9月10日ツイート)
ガラスのベーゴマ 書影 ガラスのベーゴマ

 槿なほ作 朝日学生新聞社 2015年

中央 JE/ムナ
 小学生の蓮人(れんと)が引っ越し先で出会った#認知症のおじいさん、その不可解な行動の理由は時折見せる戦時中の記憶にありそう。ある日おじいさんの失踪をきっかけに蓮人たちはその心の内を知ることになる。(9月15日ツイート)
私は誰になっていくの? 書影

私は誰になっていくの?

 クリスティーン・ボーデン著 桧垣陽子訳 クリエイツかもがわ 2003年

東部 49375/61/
 46歳でアルツハイマー病と診断されたクリスティーンの手記。診断当時は、政府高官にして3人の娘を持つシングルマザーでした。当事者にしかわからない病の経験をつぶさにレポートしています。(9月16日ツイート)
私は私になっていく

私は私になっていく

 クリスティーン・ブライデン著 馬籠久美子訳 桧垣陽子訳 クリエイツかもがわ 2012年

東部 49375/100/
 認知症の人は自分の魂の核に向かって深く進んでいく旅の途上にいる―『私は誰になっていくの?』の続編『私は私になっていく』では、認知症への理解を広める講演活動や当事者たちとの交流に精力的に取り組み、尊厳を持って認知症を生きる日々を綴っています。(9月17日ツイート)
たたみの部屋の写真展

たたみの部屋の写真展

 朝比奈蓉子作 偕成社 2007年

中央 J913/アヨ/
 認知症のお婆さんに死んだ息子と勘違いされたタモツは、戸惑いながらも夏の間面倒をみることになる。往診に訪れた医師と昔お婆さん達が埋めた宝箱を掘り出すことに。中の手紙や写真を見たお婆さんが語りはじめて、、、(9月24日ツイート)
おばあちゃんが、ぼけた。

おばあちゃんが、ぼけた。

 村瀬 孝生著 新曜社 2018年

中央 J369/ムタ/
 著者村瀬孝生さんは宅老所の所長。お年寄りが生きること、死ぬことにつきあう日々のエピソードはユーモアとペーソスに満ちて、人とは?社会とは?と考えさせられながら、易しく読めます。(9月23日ツイート)
あかりさん、どこへ行くの? 書影

あかりさん、どこへ行くの?

 近藤尚子作 フレーベル館 2016年

中央 J913/コナ/
 おばあちゃんの様子がおかしい、と思っていたら家の中がどんどん大変なことに。認知症による変化や問題行動、接し方、介護制度など、認知症と向き合うヒントが物語の中につづられています。(9月25日ツイート)
こんとんじいちゃんの裏庭 書影

こんとんじいちゃんの裏庭

 村上しいこ作 小学館 2017年

中央 J913/ムシ/
 認知症 の祖父が交通事故にあって意識不明に、しかも賠償請求までされた。納得できない悠斗は、事故を調べる中で憤るような大人達の態度にも理由があることを理解するようになっていく。(9月26日ツイート)
そうかもしれない 書影 そうかもしれない

 耕治人著 武蔵野書房 2006年

東部 9136/コハ 7
 認知症を発症した同い年の妻との日々を描いた三部作「天井から降る哀しい音」、「どんなご縁で」、「そうかもしれない」他を収録。表題作は「この人がご主人ですよ」と告げられたときの妻の言葉から。(9月28日ツイート)
父と娘の認知症日記 書影 父と娘の認知症日記

 長谷川和夫著 中央法規出版 2021年

西部 49375/196
 自らの#認知症 を公表した認知症専門医、長谷川和夫さんの1960年代~2020年の日々を、本人の日記を織り交ぜ、娘の視点で綴っています。家族との絆、積極的に情報発信を行い、人の役に立ちたいという情熱が胸を打つ1冊。(9月29日ツイート)

 

◆絵本

書  影書名・出版情報所蔵情報
赤ちゃんキューちゃん 展示の様子

赤ちゃんキューちゃん

 藤川幸之助作 宮本ジジ絵 クリエイツかもがわ 2020年

中央 JE/ミシ/
 おばあちゃんは、セルロイドの人形キューちゃんに子守唄を歌ったり、おっぱいをあげようとしたり。どうして?『赤ちゃんキューちゃん』は「絵本こどもに伝える認知症シリーズ」第1巻。(9月1日ツイート)
おばあちゃん 展示の様子

おばあちゃん

 谷川俊太郎文 三輪滋絵 ばるん舎 1982年

中央 JE/MI68/
 認知症のおばあちゃんを、宇宙人に例えた孫が、「ぼくもいまに宇宙人になります」と締めくくります。30年前の英訳付きの版と復刻改訂版(谷川さんのあとがき付き)を是非とも合わせてお読み下さい。(9月4日ツイート) 復刻改訂版はこちらから
ばあばはだいじょうぶ 展示の様子

ばあばはだいじょうぶ

 楠章子作 童心社 2016年

中央 JE/イツ/
 ばあばの「わすれてしまうびょうき」が著者の実体験をもとに書かれています。認知症の家族に目をそらしているひと、どうしていいかわからなくなっているひとに届くようにとのメッセージが込められた絵本です。(9月8日ツイート)
おじいちゃんの手帳 書影

おじいちゃんの手帳

 藤川幸之助さく よしだよしえいえ クリエイツかもがわ 2020年

中央 JE/ヨヨ/
 "あなたの名前は何ですか?"手帳に書かれた質問に答えて、おじいちゃんの一日は始まります。『おじいちゃんの手帳』(藤川幸之助作 よしだよしえい絵)は「絵本こどもに伝える認知症シリーズ」第2巻。(9月15日ツイート)
とんでいったふうせんは 書影

とんでいったふうせんは

 ジェシー・オリベロス文 ダナ・ウルエコッテ絵 落合恵子訳 絵本塾出版 2019年

中央 JE/ウタ/
 私の祖父も認知症でした。思い出の風船はいくつもありますが、祖父はもういません。身近な人でも話をする時間は存外短いものです。おじいさんと話すことのできる少年を羨ましく思います。(9月18日ツイート)
おばあちゃんのおうち 書影 おばあちゃんのおうち

 はせがわ さとみ作・絵 学研プラス 2020年

中央 JE/ハサ
 おばあちゃんはどうしてグループホームにお引越ししたの? 『おばあちゃんのおうち』(はせがわさとみ作・絵)は、認知症やその介護への理解を深めてもらおうと、全国の小学校や図書館等に寄贈された非売品の絵本。(9月28日ツイート)
だいじょうぶだよ 書影 だいじょうぶだよ

 長谷川和夫さく ぱーそん書房 2018年

中央 JE/イケ
 こちらは長谷川和夫さんの昔の経験をモチーフにした絵本です。認知症で変わっていくおばあちゃんの心の揺れ。優しく話を聞くママの様子や、みんなを笑顔にした「ぼく」の言葉に、心に寄りそうケアのヒントがあります。(9月29日ツイート)
おばあちゃん、ぼくにできることある? 書影 おばあちゃん、ぼくにできることある?

 ジェシカ・シェパード作 偕成社 2019年

中央 JE/シシ
 「お年寄りのための特別なおうち」に引っ越した、大好きなおばあちゃん。認知症がどんなことなのか、「ぼく」の愛情たっぷりの表現によって身近に感じることのできる絵本です。(9月30日ツイート)

 

県立東部図書館では、認知症に関する資料の展示を開催しています。詳細は、こちらから

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