タイトルコード |
1000100145231 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
知的障害福祉政策にみる矛盾 |
書名ヨミ |
チテキ ショウガイ フクシ セイサク ニ ミル ムジュン |
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「日本型グループホーム」構想の成立過程と脱施設化 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
角田 慰子/著
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著者名ヨミ |
ツノダ ヤスコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
ぷねうま舎
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出版年月 |
2014.2 |
本体価格 |
¥3600 |
ISBN |
978-4-906791-27-9 |
ISBN |
4-906791-27-9 |
数量 |
3,261p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
369.28
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件名 |
知的障害者福祉-歴史
グループホーム-歴史
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注記 |
奥付のタイトル(誤植):知的障害者福祉政策にみる矛盾 |
注記 |
文献:p213〜231 |
内容紹介 |
知的障害者のグループホームの進展はなぜかくも遅れたのか。その法整備がなされて以降も、入所施設はなぜ増え続けたのか。矛盾に満ちたプロセスを、文献資料と制度設計にかかわった行政担当者への聞き取りとを基礎に描き出す。 |
目次タイトル |
序 日本の脱施設化政策にみる特殊性 |
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0.1 問題の所在と研究目的 0.2 課題設定と方法 |
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前編 戦後知的障害福祉政策の展開 |
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はじめに |
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第1章 知的障害者施設をめぐる戦前・戦後の問題 |
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1.1 戦前の成人知的障害者をめぐる状況 1.2 戦後の知的障害者問題の顕在化 1.3 小括 |
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第2章 入所施設拡充路線の確立と強化 |
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2.1 入所施設拡充路線の強化に向けた法制度の整備 2.2 知的障害関係施設の拡充過程 2.3 小括 |
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第3章 コロニー政策の終焉と入所施設拡充路線の行き詰まり |
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3.1 コロニー政策をめぐる言説の変容 3.2 国際障害者年を起点とした障害福祉政策の錯綜 3.3 小括 |
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第4章 厚生省障害政策と新課題としてのグループホーム構想の提言 |
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4.1 厚生省心身障害研究の開設と拡充 4.2 厚生省心身障害研究におけるグループホーム研究の動向 4.3 小括 |
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前編まとめ |
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後編 「日本型グループホーム」構想の萌芽と制度化 |
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はじめに |
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第1章 施設主導による地域居住構想の登場 |
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1.1 信楽青年寮と民間下宿開設の経緯 1.2 民間下宿にみる初期グループホームの特徴 1.3 小括 |
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第2章 大都市における地域居住構想 |
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2.1 通勤寮の問題点と東京都生活寮の単独事業化 2.2 小括 |
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第3章 グループホーム制度化過程における北欧モデル導入の試み |
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3.1 廣瀬貴一という北欧通の施設長 3.2 厚生省心身障害研究廣瀬報告(1978)にみる北欧グループホームの特徴 3.3 廣瀬班構想(1988)にみる斬新性 3.4 小括 |
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第4章 厚生省官僚によるグループホーム構想 |
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4.1 グループホーム制度化の経緯 4.2 施設主導型グループホーム構想の進取性と矛盾 4.3 小括 |
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後編まとめ |
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結 全体のまとめ・展望と今後の課題 |