タイトルコード |
1000100217617 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
中世の畿内武士団と公武政権 |
書名ヨミ |
チュウセイ ノ キナイ ブシダン ト コウブ セイケン |
叢書名 |
戎光祥研究叢書
|
叢書番号 |
2 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
生駒 孝臣/著
|
著者名ヨミ |
イコマ タカオミ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
戎光祥出版
|
出版年月 |
2014.10 |
本体価格 |
¥8400 |
ISBN |
978-4-86403-135-6 |
ISBN |
4-86403-135-6 |
数量 |
324,11p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.4
|
件名 |
武士
日本-歴史-中世
渡辺氏
|
内容紹介 |
平安期から摂津国渡辺を拠点とした中世武士団・摂津国渡辺党を具体的な素材として、中世の畿内における武士・武士団と公家社会・武家政権との関係を、平安末期から南北朝期に至る政治史の中で追究する。 |
著者紹介 |
1975年三重県生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程後期課程日本史学専攻修了。博士(歴史学)。大阪市史料調査会調査員。関西学院大学非常勤講師。大阪国際大学非常勤講師。 |
目次タイトル |
序章 中世畿内武士研究の成果と課題 |
|
第一章 平安末・鎌倉初期における畿内武士の成立と展開 |
|
第一節 渡辺惣官職の成立と渡辺氏 第二節 白河院政期の渡辺氏 第三節 渡辺党の展開と鎌倉幕府の畿内支配 |
|
第二章 鎌倉期における摂津渡辺党と公家社会 |
|
第一節 渡辺党の諸系図と惣官職の相承 第二節 「遠藤系図」にみる渡辺氏 第三節 渡辺惣官職をめぐる渡辺党の内部対立 |
|
第三章 鎌倉中・後期の摂津渡辺党遠藤氏について |
|
第一節 「遠藤系図」の概要 第二節 「遠藤系図」にみえる他氏族との諸関係 第三節 為俊流遠藤氏の北条得宗家への接近要因 第四節 「遠藤系図」の成立時期と作成の意図 |
|
第四章 中世前期の畿内武士と公家社会 |
|
第一節 後嵯峨院政期以後の院下北面 第二節 鎌倉後期における畿内武士の存在形態 第三節 鎌倉末期における畿内武士 |
|
第五章 鎌倉幕府の成立と畿内武士社会の変容 |
|
第一節 治承・寿永内乱後の摂津国にみる鎌倉幕府の畿内支配 第二節 鎌倉幕府による畿内地域権力の解体 第三節 鎌倉幕府権力の展開と畿内地域社会 |
|
第六章 軍記・系図からみた南北朝期の渡辺党 |
|
第一節 天正本『太平記』蒲生野合戦にみえる渡辺党 第二節 渡辺氏系図の虚実 第三節 佐々木氏と渡辺党 |
|
第七章 南北朝・室町期の摂津国“渡辺”と渡辺党 |
|
第一節 「渡辺散在下地早田内検帳」にみる“渡辺” 第二節 長福寺と渡辺党 第三節 “渡辺”への守護権力の浸透 |
|
第八章 南朝と畿内武士 |
|
第一節 南北朝期における渡辺の状況 第二節 南朝の畿内武士編成 第三節 南朝における畿内武士の終焉 |
|
終章 本書の総括と課題・展望 |