タイトルコード |
1000100296474 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
海の「京都」 |
書名ヨミ |
ウミ ノ キョウト |
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日本琉球都市史研究 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
高橋 康夫/著
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著者名ヨミ |
タカハシ ヤスオ |
出版地 |
京都 |
出版者 |
京都大学学術出版会
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出版年月 |
2015.7 |
本体価格 |
¥11300 |
ISBN |
978-4-87698-876-1 |
ISBN |
4-87698-876-1 |
数量 |
10,1150p |
大きさ |
23cm |
分類記号 |
216.2
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件名 |
京都市-歴史
那覇市-歴史
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内容紹介 |
東アジア中世の代表的な首都でありながら、都市壁を持たないなど、大陸の都市と大きく異なる京都と首里。その空間構造を読み解き、日本中世の都市像と形成史に迫り、東アジア中世都市の普遍性と多様性を明らかにする。 |
著者紹介 |
1946年生まれ。京都大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了。同大学名誉教授。花園大学教授。工学博士。日本建築学会賞、建築史学会賞受賞。著書に「京都中世都市史研究」など。 |
目次タイトル |
序章 |
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一、本書の概要 二、東アジア中世の「京都」 三、日本の中世都市像 <コラム1>道は「公界」 <コラム2>京都の空間構造 |
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第一部 海の「京都」の空間構造 |
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第一部はじめに |
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Ⅰ 京都 |
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第一章 中世の巨大都市・京都-空間構造と社会 |
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一、室町期京都の特色 二、室町期京都の空間形成 三、都市空間の形態と構造 <コラム3>寄合と雑談の建築 |
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第二章 日本中世の「王都」 |
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一、「京都」へ 二、「王都」の成立 三、「王都」の展開 四、武家の「王都」 <コラム4>平泉 |
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第三章 足利義満の「王都」-大規模開発と地域空間形成 |
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一、内裏と仙洞 二、室町殿 三、相国寺 |
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第四章 中世「王都」の解体-上京の地域形成 |
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一、将軍御所と地域空間形成 二、上杉本洛中洛外図屛風にみる室町殿と細川殿 三、細川殿と上京の地域空間形成 |
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第五章 織田信長と京の城-近世都市・京都へ |
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一、義輝の城-都市支配の城の出現 二、天下人信長と「武家の城」 三、「武家の城」の歴史的意義 |
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第六章 豊臣秀吉の「王都」 |
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一、秀吉の政権構想と「首都」 二、京都<首都城下町>の大造営 |
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第七章 京・まちづくり史 |
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一、京都人の誕生と「住みこなし型まちづくり」-平安時代〜室町時代 二、まちづくりの担い手・町衆の誕生と「計画型まちづくり」-戦国時代 三、町人と「町(ちょう)」の「計画型まちづくり」-安土桃山時代・江戸時代 <コラム5>四条綾小路-祇園祭と町・町家 |
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小論1 京の通り名 |
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一、京の通り名の歌 二、通り名の歌は何を物語っているか 三、「通り」はいつ生まれたのか 四、町小路から新町通りへ |
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第八章 生業と地域空間形成 |
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一、表長屋の同業者店舗 二、中世前期の市と町 三、町座とその施設 四、立売の展開 <コラム6>京都・六角町-「まち」から「ちょう」へ <コラム7>扇の座-製作と商いの場 <コラム8>茶屋-町衆文化の一断面 |
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小結 |
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一、義満と秀吉の「王都」 二、武家政権の「首都」 |
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Ⅱ 首里・那覇 |
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第九章 「王都」首里の大規模都市開発 |
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一、琉球王国の成立と王都の荘厳 二、禅宗寺院の状況-鐘銘を素材として 三、禅宗寺院と国家・王権 |
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第一〇章 「浮島」那覇の造営と地域形成 |
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一、浮島はげらえて-造成された「那覇」 二、「那覇」の造営と首里王権 三、十五世紀那覇島の諸相 |
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第一一章 那覇の三つの天妃宮-成立と展開、立地をめぐって |
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一、久米村と上天妃宮 二、天妃宮の外交機能 三、天妃宮の所在地 四、天妃宮の創建 五、天妃宮の変遷 |
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第一二章 波上権現護国寺の再興 |
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一、近世の波上権現・護国寺-問題の所在 二、波上権現の再興 三、護国寺の再興 |
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付論 補陀落渡海僧日秀上人と琉球-史書が創った日秀伝説 |
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一、近世琉球と日秀 二、金峰山三所大権現の創建-日秀の漂着地とその時期 三、波上権現の再興と日秀 四、日秀と那覇・首里・浦添における事蹟 |
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小結 |
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一、首里・那覇の並列性・二重性 二、首里・那覇の社会・文化・空間の構造(双対性) |
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第一部おわりに |
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第二部 海の「京都」と自然 |
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第二部はじめに |
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Ⅰ 京都 |
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第一章 京都と山並み |
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一、古代日本の山・山並み 二、都城と山・山並み 三、平安京と山・山並み 四、都市生活の発展と自然-五山の送り火を素材として |
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第二章 京都と名所の形成 |
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一、平安京と名所 二、「花の都」 三、「面白の花の都」 四、都市と名所をみる視点 |
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第三章 「市中の山居」と京町家の庭 |
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一、京町家の庭 二、前栽や坪庭はどのように成立したのか 三、「市中の山居」と「下京茶湯」 四、「市中の山居」の意味 |
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第四章 京都-中世日本の環境都市 |
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一、資源としての町家 二、洛中と洛外の共生-路上の公衆便所をめぐって |
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第五章 慶長大地震と京都・伏見 |
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一、慶長大地震と京都 二、慶長大地震と伏見・伏見城 |
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第六章 平安京・京都と危機 |
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一、古都京都と災害 二、「水の都」平安京・京都 三、内乱と天変地異と京都の危機 |
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Ⅱ 首里・那覇 |
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第七章 古琉球の禅宗寺院とその境致 |
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一、那覇の禅院の<境致>-「中山八景」 二、円覚寺と「円覚寺八景」 |
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第八章 首里・那覇とその八景 |
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一、八景の伝来と受容 二、那覇の八景-都市八景の創出 三、首里の八景-都市八景の定着 四、八景の持続と展開 |
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第九章 東苑とその八景 |
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一、創建期の東苑 二、能仁堂-仏堂から書院へ 三、東苑八景の成立 |
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第一〇章 同楽苑とその八景 |
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一、問題の所在 二、蔡文溥による同楽苑の詩文 三、同楽苑とその八景の特色-結びにかえて |
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第一一章 首里・那覇の風景-胡靖『琉球記』から |
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一、胡靖撰『琉球記』(『杜天使冊封琉球眞記奇観』) 二、琉球図の変遷-琉球過海図から使琉球図へ 三、描かれた首里・那覇-絵画史料としての胡靖「琉球図」 |
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第二部おわりに |
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第三部 居住環境の中世史 |
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プロローグ-集落・都市のはじまり |
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第一章 中世的都市空間の創出 |
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一、平安京から京都へ 二、平城京から奈良へ 三、東国の「都」 四、都市住居の成立 |
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第二章 荘園領主の都市・京都 |
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一、京都の都市的発達 二、荘園領主の邸宅 三、住空間の分化と発展 |
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第三章 地方の都市と農村 |
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一、武家の首都・鎌倉 二、国衙・守護所 三、地方武士の住居 四、津・宿・市・町 五、農村と住居 |
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第四章 巨大都市・京都 |
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一、南北朝・室町期の都市発展 二、喫茶の空間の展開-都市文化の発展 三、会所とその発展-書院造の形成へ 四、十境-環境造形の思想 |
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第五章 首都圏とその文化の形成 |
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一、三都の発展 二、住空間構成の変質 三、草庵の伝統と茶屋の文化 |
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第六章 近世都市の胎動 |
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一、畿内近国の村と町 二、地方都市の展開 三、織豊政権と近世都市化 |
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小論2 将軍御所の壇所-雑談の場として |
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一、武家護持僧と壇所 二、義教と月次壇所 三、将軍御所と壇所 |
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小論3 聚楽第と「唐獅子図屛風」 |
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一、聚楽第の大造営と後陽成天皇行幸 二、聚楽第の大広間 三、狩野永徳の「唐獅子図屛風」 四、「唐獅子図」を飾る御殿 |
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結章 都市史研究とまちづくり |
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一、「まちづくり史」とは 二、京都らしい都市景観とその継承 三、京都・岡崎の文化的景観-京都のなかの岡崎 四、京都・祇園祭山鉾町の文化的景観-京町家とまちづくり 五、都市・建築史学と文化的景観 |