タイトルコード |
1000100337355 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
国内避難民の国際的保護 |
書名ヨミ |
コクナイ ヒナンミン ノ コクサイテキ ホゴ |
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越境する人道行動の可能性と限界 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
墓田 桂/著
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著者名ヨミ |
ハカタ ケイ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勁草書房
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出版年月 |
2015.11 |
本体価格 |
¥5700 |
ISBN |
978-4-326-60286-5 |
ISBN |
4-326-60286-5 |
数量 |
9,331p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
329.21
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件名 |
難民
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注記 |
文献:p292〜312 |
内容紹介 |
世界的現象である難民の背後に、多くの国内避難民がいる。自国で難民状態となっている人たちに対し、国際社会はいかに安全と保護を提供できるか。この問題を包括的かつ体系的に整序し、国際的な対応を多角的に検証する。 |
著者紹介 |
1970年富山県生まれ。フランス国立ナンシー第二大学より公法学博士の学位取得。外務省勤務を経て、成蹊大学文学部国際文化学科教授。 |
目次タイトル |
序章 国内避難民問題とは |
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第1章 国内避難民問題の概念化の過程 |
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第1節 難民問題から国内避難民問題へ 第2節 国内避難民問題への認識の高まり-国際場裡での概念化の進展 第3節 小括 |
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第2章 保護の法的側面-国際場裡における規範形成の試み |
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第1節 国内避難民の保護と国際法-問題の理論的考察 第2節 「国内強制移動に関する指導原則」を通じた保護の促進 第3節 アフリカにおける国内避難民の保護に関する国際文書の策定 第4節 小括 |
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第3章 国連による組織的な対応の模索 |
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第1節 国連における機関間調整とクラスター制度 第2節 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の対応 第3節 小括 |
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第4章 <恐怖からの自由>の保障-極限の状況下での保護の可能性と限界 |
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第1節 武力紛争における人々の保護 第2節 <保護する責任>-新たな規範論の出現 第3節 小括 |
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第5章 国内避難民/国内強制移動問題の諸相-政策課題の展開と問題認識の方法論 |
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第1節 「国内避難民」と「国内強制移動」の概念の再検証 第2節 非紛争型の問題群 第3節 国内強制移動問題の再検証-移動と脆弱性の関わりの中で 第4節 小括 |
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終章 国内避難民問題が提起するもの |
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1 規範論の限界 2 国家の枠組みの限界 3 国連の限界-周縁化される国連 4 結語 |
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付録1 国内強制移動に関する指導原則 |
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付録2 国内避難民のための保護及び援助に関する議定書 |
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付録3 アフリカにおける国内避難民の保護及び援助に関するアフリカ連合条約(カンパラ条約) |
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付録4 自然災害時における人々の保護に関するIASC活動ガイドライン |