タイトルコード |
1000100790217 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
近代芸能文化史における『壺坂霊験記』 |
書名ヨミ |
キンダイ ゲイノウ ブンカシ ニ オケル ツボサカ レイゲンキ |
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生人形から浄瑠璃、そして歌舞伎・講談・浪花節へ |
叢書名 |
シリーズ文化研究
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叢書番号 |
4 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
細田 明宏/著
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著者名ヨミ |
ホソダ アキヒロ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
ひつじ書房
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出版年月 |
2020.2 |
本体価格 |
¥7800 |
ISBN |
978-4-8234-1026-0 |
ISBN |
4-8234-1026-0 |
数量 |
8,267p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
772.1
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件名 |
芸能-歴史
壺坂霊験記
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注記 |
文献:p225〜232 |
内容紹介 |
妻の献身と観音の霊験により、盲目の男が開眼する浄瑠璃「壺坂霊験記」。この宗教的物語が芸能化して、歌舞伎や講談、浪花節など、さまざまなジャンルに展開する過程をたどり、時代背景からその特質を明らかにする |
著者紹介 |
1967年大分県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。帝京大学教授。 |
目次タイトル |
序章 はじめに |
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第一部 成立 |
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第一章 西国霊場の霊験譚 |
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一-一 西国霊場と壺阪寺 一-二 宗教的物語としての沢市開眼譚 一-三 歌川豊国の錦絵『観音霊験記』 一-四 結び |
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第二章 生人形 |
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二-一 松本喜三郎の『観音霊験記』-東京 二-二 松本喜三郎の『観音霊験記』-大阪 二-三 生人形『観音霊験記』における沢市開眼譚 二-四 結び |
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第三章 浄瑠璃 |
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三-一 明治一二年の『西国三拾三所観音霊場記』 三-二 明治二〇年の『観音霊験記三拾三所花野山』 三-三 夫婦の物語としての『壺坂霊験記』 三-四 結び |
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第二部 展開 |
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第四章 歌舞伎 |
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四-一 悪者・雁九郎の登場 四-二 歌舞伎『壺坂霊験記』の配役 四-三 二つのバージョンの成立 四-四 早替りという演出への評価 四-五 結び 付論 勝諺蔵『西国三拾三所観音霊験記』 四-六 題材と趣向 四-七 勝諺蔵『観音霊験記』における沢市開眼譚 四-八 付論結び |
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第五章 講談 |
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五-一 『壺坂霊験記』の講談化 五-二 旭堂南陵の『壺坂霊験記』 五-三 清草舎英昌の『壺坂霊験お里沢市』 五-四 結び |
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第六章 浪花節 |
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六-一 SPレコードにおける詞章 六-二 新聞ラジオ面における詞章 六-三 浪花節『壺坂霊験記』の典拠および特質 六-四 浪花亭綾太郎の『壺坂霊験記』 六-五 結び |
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第七章 芸能から宗教へ |
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七-一 宗教と芸能 七-二 生人形『観音霊験記』の影響 七-三 浄瑠璃『壺坂霊験記』の影響 七-四 結び |
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第三部 時代性 |
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第八章 改良 |
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八-一 「音曲改良の趣意」 八-二 『壺坂霊験記』における「音曲改良」 八-三 更なる改良 八-四 結び |
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第九章 読まれ方の変遷 |
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九-一 貞節をめぐる物語 九-二 夫婦愛の物語という読み方 九-三 貞節から夫婦愛へ 九-四 結び |