タイトルコード |
1000100328560 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
儀礼と芸能の民俗誌 |
書名ヨミ |
ギレイ ト ゲイノウ ノ ミンゾクシ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
橋本 裕之/著
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著者名ヨミ |
ハシモト ヒロユキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩田書院
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出版年月 |
2015.10 |
本体価格 |
¥8400 |
ISBN |
978-4-87294-921-6 |
ISBN |
4-87294-921-6 |
数量 |
365p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
386.1
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件名 |
芸能-歴史
宗教-日本
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内容紹介 |
日本の「民俗芸能」を扱いながら、儀礼と芸能の連続性と不連続性を論じる。民俗学や民俗芸能研究において起源論に終始してしまいがちであった「儀礼から芸能へ、芸能から儀礼へ」という関心を脱-中心化する試み。 |
著者紹介 |
1961年大阪市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程芸術学(演劇)専攻中退。博士(文学)。追手門学院大学地域創造学部教授。著書に「民俗芸能研究という神話」「震災と芸能」など。 |
目次タイトル |
儀礼から芸能へ、芸能から儀礼へ |
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Ⅰ 古墳の民俗誌 |
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装飾古墳の民俗学 |
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一 装飾古墳における想像力 二 民俗的想像力における装飾古墳 三 装飾古墳にまつわる伝承 四 装飾古墳の受容史 |
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儀礼・芸能における古墳の再利用 |
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一 古墳の民俗学 二 白鬚神社の田楽と丸祭 三 白鬚神社の丸祭と丸持 四 権威を正当化する方法 |
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Ⅱ 奈良の儀礼と芸能 |
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神名の徳、仏法の声 |
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一 おん祭の現況 二 おん祭の成立 三 おん祭の構造 四 おん祭の芸能 |
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春日大社の社伝神楽 |
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水間・八幡神社の田楽、相撲、馬駆け |
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丹生・丹生神社の横とびと相撲 |
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Ⅲ 奈良坂小考 |
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奈良坂小考、あるいは場の記憶をめぐって |
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一 ふたつの奈良坂 二 境界としての奈良坂 三 境界としての奈良坂(承前) 四 坂の途中にて |
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芸能としての救済 |
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一 北山の非人 二 癩と極楽 三 利他行 四 芸能としての救済 |
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跳躍する翁 |
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一 発光体の行方 二 後戸の霊験 三 反閇の呪法 四 奈良坂の翁 |
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Ⅳ 笑いの儀礼と芸能 |
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荒蒔の秋祭 |
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一 秋祭の準備 二 宵宮の次第 三 本祭の次第 |
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「もどき」の視線 |
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一 「もどき」と想像力 二 「もどき」と権力 三 「もどき」の現在形 |
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Ⅴ 演技の民俗誌 |
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芸能と野性 |
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一 動物になる芸能 二 生態系の中の芸能 三 芸能と野性 四 芸能と権力 |
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演技と自然 |
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一 芸能と自然 二 民俗芸能が自然環境を利用する方法 三 資源としての自然 |
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演技の民俗誌 |
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一 演技の構成 二 歌うたいの理念と実際 三 舞子の理念と実際 四 演技の共同体 五 演技を習得する/させる方法 |
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歌詞が引き出す身体技法 |
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一 実践としての歌詞 二 身体技法を構成する論理 三 歌うたいの身体技法 四 獅子頭の角 |