タイトルコード |
1000100879497 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
インドにおける牛経済と牧畜カースト |
書名ヨミ |
インド ニ オケル ウシケイザイ ト ボクチク カースト |
|
グジャラート州牧畜カーストの新たな挑戦 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
篠田 隆/著
|
著者名ヨミ |
シノダ タカシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
日本評論社
|
出版年月 |
2021.2 |
本体価格 |
¥8500 |
ISBN |
978-4-535-54003-3 |
ISBN |
4-535-54003-3 |
数量 |
8,461p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
642.25
|
件名 |
酪農
畜産業-インド
うし(牛)
|
注記 |
文献:p429〜448 |
内容紹介 |
インドのなかでも牧畜カーストが牛経済の再生産に重要な役割を果たしてきたグジャラート州を事例として、牧畜カーストの役割の変化と新たな社会経済状況への対応を経済学・社会学の手法で分析する。 |
目次タイトル |
序章 牧畜カーストと牛経済、牛文化 |
|
1.牧畜カーストと牛経済の再生産 2.インドの主要な牧畜カースト 3.インドにおける主要な在来種の分布 4.雌牛信仰と家畜文化 |
|
第Ⅰ部 植民地期の牛経済 |
|
第1章 イギリス統治期の家畜と環境 |
|
はじめに 1.政府にとっての開発と環境 2.家畜変動と所有構造 3.牧畜カーストの動向 4.灌漑資源と家畜 おわりに |
|
第2章 グジャラートの家畜変動と農業発展 |
|
はじめに 1.アーメダバード県の概況 2.拡張期の農業と家畜 3.大飢饉の衝撃 4.大飢饉期の農業と家畜 おわりに |
|
第Ⅱ部 独立後の牛経済 |
|
第3章 牛経済のネットワーク |
|
はじめに 1.グジャラート州の家畜構成と在来種 2.家畜市にみる雄牛の流通 3.家畜保護の思想と民間保護施設 おわりに |
|
第4章 牧畜カースト研究の枠組みと事例 |
|
はじめに 1.共同研究の課題設定と分析枠組み 2.事例研究 おわりに |
|
第Ⅲ部 牧畜カーストと慣行権 |
|
第5章 牛移牧集団の社会経済分析 |
|
はじめに 1.調査地域と調査対象 2.移動経路 3.契約村での牧畜生活 おわりに |
|
第6章 家畜飼養と社会関係 |
|
はじめに 1.飼養形態と資源利用 2.飼料基盤と飼料投与 3.社会関係の変化 おわりに |
|
第7章 日帰り放牧と資源利用 |
|
はじめに 1.分析枠組みと相関係数 2.日帰り放牧と家畜構成、労働力構成、投下飼料 3.日帰り放牧ルートとミルク生産の季節変動 おわりに |
|
第Ⅳ部 牧畜カーストの挑戦 |
|
第8章 牧畜カーストとモビリティ |
|
はじめに 1.回答者の家族の就学就業構造 2.回答者家族の資産状況 3.回答者家族親族の都市移住 おわりに |
|
第9章 牧畜カーストの社会経済変化 |
|
はじめに 1.土地・家畜資源構造 2.就業構造 3.カーストの現状、問題、課題 おわりに |
|
第10章 牧畜カースト子弟の就学状況 |
|
はじめに 1.勉学状況 2.期待する家族・カースト変化 おわりに |
|
第11章 牧畜カースト若者の公務職挑戦 |
|
はじめに 1.RECTの概要 2.塾生への質問票調査 3.RECTでの公務職受験準備 おわりに |
|
第12章 牧畜カーストと中小零細企業 |
|
はじめに 1.牧畜カースト全体の中小零細企業の展開 2.牧畜カースト集団内部の経営格差 おわりに |
|
終章 牧畜カーストの軌跡と展望 |
|
1.植民地期の牛経済 2.独立後の牛経済 3.牧畜カーストと慣行権 4.牧畜カーストの挑戦 5.本書の位置付け 6.展望と課題 |