タイトルコード |
1000100894172 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
不定性からみた科学 |
書名ヨミ |
フテイセイ カラ ミタ カガク |
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開かれた研究・組織・社会のために |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
吉澤 剛/著
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著者名ヨミ |
ヨシザワ ゴウ |
出版地 |
名古屋 |
出版者 |
名古屋大学出版会
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出版年月 |
2021.5 |
本体価格 |
¥4500 |
ISBN |
978-4-8158-1025-2 |
ISBN |
4-8158-1025-2 |
数量 |
4,320p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
404
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件名 |
科学と社会
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内容紹介 |
不確実性・偶然性・規範性などさまざまな形をとり、研究から組織・評価・大学・社会・未来まであらゆる次元に現れる不定性。これらの「モヤモヤ」と向きあい、科学のリアルを捉え直すことで、知と未知への態度を鍛える学問論。 |
著者紹介 |
1974年川崎市生まれ。関西学院大学イノベーション・システム研究センター客員研究員。東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員。共著に「科学の不定性と社会」など。 |
目次タイトル |
第1章 科学 |
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1.1 存在 1.2 知覚 1.3 意味づけ 1.4 科学的推論 1.5 解釈 1.6 人文・社会科学 |
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第2章 研究 |
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2.1 対象への接近 2.2 セレンディピティ 2.3 操作 2.4 研究者と対象との相互作用 2.5 研究者の規範 2.6 知識の形態と不定性 |
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第3章 組織 |
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3.1 研究の組織化と科学の巨大化 3.2 組織としての研究実践 3.3 知識と科学の変容 3.4 学会における文脈の不定性 3.5 学会の社会的責任 3.6 学会を越えて |
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第4章 評価 |
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4.1 論文の評価とその問題 4.2 再現性の危機 4.3 公正な研究と評価 4.4 新たな研究評価に向けて 4.5 科学の戦い 4.6 2位じゃダメだったんでしょうか |
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第5章 大学 |
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5.1 大学における知識 5.2 大学研究者の現状 5.3 知識移転 5.4 大学の社会的責任 5.5 大学と社会をつなぐ |
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第6章 社会 |
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6.1 役に立つ学問? 6.2 科学の目的指向性 6.3 知識利用 6.4 アセスメント 6.5 アドボカシー 6.6 知識交流 6.7 責任ある研究・イノベーション 6.8 共同責任とガバナンス |
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第7章 世界 |
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7.1 開かれた世界における学問 7.2 科学とイノベーションのオープン化 7.3 市民と科学 7.4 ローカルナレッジと身体知 7.5 研究者の人としての責任 7.6 学問に関与する市民の責任 7.7 デジタル化とグローバル化の罠 |
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第8章 未来 |
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8.1 未来研究の歴史 8.2 ダークサイエンス 8.3 知識コミュニケーション 8.4 「しま」から見えるもの 8.5 学問と未来のためのアートとデザイン |
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第9章 知識の不定性 |
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9.1 不定性のまとめ 9.2 未知への態度 9.3 冒険する学問 |