タイトルコード |
1000100964209 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
石森延男研究序説 |
書名ヨミ |
イシモリ ノブオ ケンキュウ ジョセツ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
宇賀神 一/著
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著者名ヨミ |
ウガジン ハジメ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
風間書房
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出版年月 |
2022.2 |
本体価格 |
¥7000 |
ISBN |
978-4-7599-2410-7 |
ISBN |
4-7599-2410-7 |
数量 |
8,310p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
375.82
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件名 |
国語教育-歴史
教科書-歴史
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個人件名 |
石森 延男 |
注記 |
文献:p241〜257 石森延男著作目録:p265〜304 |
内容紹介 |
戦時下の国語教育政策にかかわりながら、戦後初期の国語教育改革を主導した石森延男。第二次世界大戦前後の国語教科書に焦点化して、その編纂過程における石森の役割を検討し、国語教育史上における石森の位置づけを考究する。 |
著者紹介 |
1988年栃木県生まれ。神戸大学大学院人間発達環境学研究科修了。博士(教育学)。神戸教育短期大学講師。 |
目次タイトル |
序章 |
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1 石森延男をめぐる歴史的研究の意味 2 先行研究の検討 3 本書の方法と特徴 4 構成と概要 |
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第Ⅰ部 国定国語教科書編纂前史 |
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第一章 国語教育者としての出発点-東京高等師範学校 |
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第一節 東京高等師範学校への進学 第二節 東京高等師範学校における課外活動 第三節 東京高等師範学校卒業後の活動 |
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第二章 『満洲補充読本』の編纂過程 |
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第一節 磯田一雄の石森理解 第二節 石森の仕事の概要 第三節 『満洲補充読本』の分水嶺としての一九三〇年 |
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第三章 石森延男の思想と『満洲補充読本』の性格 |
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第一節 初版と石森の思想 第二節 第一次改訂版『満洲補充読本』の特徴 第三節 方法上の試行 第四節 「満洲」の国語教育実践上における『満洲補充読本』の位置 |
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第Ⅱ部 戦前・戦中の国定国語教科書編纂 |
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第四章 第四期国定国語教科書の教材執筆者としての石森延男 |
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第一節 石森教材の収録経緯 第二節 石森教材の全体像と原案の所在 第三節 石森原案の特徴 第四節 「サクラ読本」教材としての成立過程 |
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第五章 戦時体制と石森延男の文部省招聘 |
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第一節 国民学校用教科書の編纂過程 第二節 図書監修官の陣容 第三節 石森の招聘理由 |
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第六章 第五期国定国語教科書の石森延男の執筆教材 |
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第一節 石森教材の全体像と傾向 第二節 軍部の要求と石森教材の軍事色 第三節 「東亜」教材と「民族ナショナリズム」 第四節 綴方教材の導入 |
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第Ⅲ部 戦後教育改革期の国定国語教科書編纂 |
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第七章 終戦直後の国語教科書政策と石森延男-「墨ぬり教科書」「暫定教科書」 |
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第一節 敗戦処理と監修官の動態 第二節 「アサヒ読本」への「墨ぬり」と石森教材の処遇 第三節 「暫定教科書」の編纂過程における石森の仕事 |
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第八章 第六期国定国語教科書と石森延男 |
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第一節 編纂上の課題と石森の役割 第二節 石森教材の全体像と旧教科書との関係 第三節 石森教材の特質 |
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終章 |
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1 石森における戦前と戦後の連続と断絶-「難問」への解答 2 今後の課題 |