タイトルコード |
1000100964734 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
子どもと法 |
書名ヨミ |
コドモ ト ホウ |
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子どもと大人の境界線をめぐる法社会学 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
齋藤 宙治/著
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著者名ヨミ |
サイトウ ヒロハル |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
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出版年月 |
2022.2 |
本体価格 |
¥6800 |
ISBN |
978-4-13-036155-2 |
ISBN |
4-13-036155-2 |
数量 |
6,368p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
321.3
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件名 |
法社会学
児童
青少年
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注記 |
文献:p315〜330 |
内容紹介 |
就労・結婚や各種契約など、子どもと大人の境界線はどこに引かれるべきか。子どもに対する制度的不利益や差別などの視点から、子どもの法的地位をめぐる現状と課題を浮き彫りにし、問題解決に向けた法理論を提示する。 |
著者紹介 |
ハーバード大学ロースクールLL.M.課程修了。東京大学社会科学研究所准教授。専門は法社会学。 |
目次タイトル |
序章 子どもと法の基盤構築に向けて |
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0-1 「子ども差別」の視座 0-2 時代背景 0-3 本書の特徴 0-4 本書の構成 |
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第一部 人々の法意識上の子ども差別 |
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第1章 人々が考える法定年齢の理想年齢 |
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1-1 理想年齢を調査する意義 1-2 法意識調査の概要 1-3 理想年齢の回答結果 1-4 法定年齢の4カテゴリー |
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第2章 理想年齢の規定要因 |
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2-1 理想年齢の背後にある社会的態度 2-2 理想年齢の背後にあるデモグラフィック属性 2-3 子どもの属性(自他性・性別)による影響 2-4 理想年齢の規定要因のまとめ |
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第3章 理想年齢タイプの分類 |
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3-1 法定年齢の4カテゴリーの相互関係 3-2 人々の法意識タイプの分類 3-3 法意識タイプの分類のまとめ |
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第4章 子どもの権利・義務のイメージ |
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4-1 自由回答形式の質問 4-2 子どもの権利・義務として思い浮かぶこと 4-3 子どもの権利・義務のイメージのまとめ |
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第二部 人々による事実上の子ども差別 |
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第5章 ステレオタイプの分析枠組み |
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5-1 ステレオタイプ内容モデル(SCM)とは 5-2 日本社会とステレオタイプ 5-3 子どもに対するステレオタイプ |
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第6章 日本社会における子どもに対するステレオタイプ |
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6-1 ステレオタイプ調査の概要 6-2 ステレオタイプ調査の結果 6-3 具体的場面への応用可能性 |
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第7章 供述と交渉における子ども差別 |
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7-1 子どもの供述の信用性評価 7-2 子どもとの交渉・合意形成 7-3 供述と交渉における子ども差別のまとめ |
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第三部 平等原則からの法理論的基盤の模索 |
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第8章 平等原則と米国の判例 |
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8-1 平等原則を分析する理由 8-2 違憲審査基準の種類 8-3 子どもと平等原則をめぐる判例 |
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第9章 子ども差別と違憲審査基準 |
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9-1 違憲審査基準を決める伝統的3要件 9-2 子ども差別と伝統的3要件 |
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第10章 子ども差別の違憲審査に関する諸問題 |
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10-1 子ども差別と高齢者差別の違い 10-2 子ども段階論の問題点 10-3 高度審査の運用のあり方 |
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第11章 知見の一般化と日本法への示唆 |
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11-1 知見の一般化 11-2 日本法への示唆 |
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終章 子ども差別の視座からの法学の提唱 |
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12-1 本書の結論 12-2 「チャイルディスト法学」の提案 12-3 残された課題 |