タイトルコード |
1000100972374 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
人権の哲学 |
書名ヨミ |
ジンケン ノ テツガク |
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基底的価値の探究と現代世界 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
木山 幸輔/著
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著者名ヨミ |
キヤマ コウスケ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
東京大学出版会
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出版年月 |
2022.3 |
本体価格 |
¥6200 |
ISBN |
978-4-13-036284-9 |
ISBN |
4-13-036284-9 |
数量 |
7,350p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
316.1
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件名 |
人権
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注記 |
文献:p307〜338 |
内容紹介 |
人が人であるがゆえに持つ人権の正当化の根拠とは何か。ロールズやベイツ、グリフィンらの議論を検討し、「自然本性的構想」と「政治的構想」との論争を詳細に分析。対立の本質を探り、人権論が向かうべき新たな方向性を示す。 |
著者紹介 |
1989年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。筑波大学人文社会系助教。博士(学術)。 |
目次タイトル |
第1章 人権の哲学 |
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1.1.人権と,人権の哲学 1.2.人権の哲学が求められる社会的状況 1.3.人権の哲学が求められる理論的状況 1.4.政治的構想と自然本性的構想 1.5.人権の哲学への探求 |
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第2章 政治的構想の主要理論は擁護されるか(1) |
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2.1.ロールズにおける人権,人権の哲学におけるロールズ 2.2.人権の機能観についてロールズは何を擁護しなければならないのか 2.3.ロールズにおける人権の正当化の有望な解釈の理路とその検討 2.4.本章の結論 |
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第3章 政治的構想の主要理論は擁護されるか(2) |
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3.1.はじめに 3.2.ラズの政治的構想 3.3.ラズの政治的構想の魅力 3.4.ラズの政治的構想はとられるべきか? 3.5.示唆 3.6.自然本性的構想へのラズの危惧に応える 3.7.本章の結論 |
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第4章 政治的構想の主要理論は擁護されるか(3) |
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4.1.本章の作業 4.2.人権の道徳的基礎を明示的に求めない理論 4.3.実質的道徳的理由を提示しない理論 4.4.実質的道徳的理由の提示に際しミニマリズムを用いる理論 4.5.本章のまとめ |
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第5章 自然神性的構想への批判に応答する |
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5.1.本章の目的と射程 5.2.自然本性的構想 5.3.ベイツによる実践独立性への批判と本章の応答 5.4.ベイツによる前制度性への批判と本章の応答 5.5.ベイツによる全時空性への批判と本章の応答 5.6.ベイツによる人間性依拠性への批判と本章の応答 5.7.本章の結論 |
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第6章 擁護されるべき自然本性的構想 |
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6.1.序論 6.2.人権の基底的価値に関する一元的理論 6.3.一元的理論への批判を検討する(1) 6.4.一元的理論への批判を検討する(2) 6.5.一元的理論への批判を検討する(3) 6.6.同定された善に基づく生を追求する「自由」 6.7.小括 6.8.人権の基底的価値に関する二元的理論へ 6.9.規範的主体性と「平等」の関係 6.10.人権の基底的価値に関する多元的理論 6.11.本章のまとめ |
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第7章 社会経済的権利は人権でありうるか |
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7.1.二元的理論の示唆 7.2.社会経済的権利を批判から擁護する 7.3.本章のまとめ |
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第8章 デモクラシーへの権利は人権でありうるか |
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8.1.本章の作業 8.2.「デモクラシーへの人権」とは何か 8.3.機能依拠的論証 8.4.道具的論証 8.5.内在的論証とその示唆 |
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第9章 人権と国際的関係 |
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9.1.人権と国際的関係 9.2.世界の関係から独立した道徳的要請? 9.3.人権侵害への国際的因果関係は問うことができない? 9.4.国家中心的世界の人権? 9.5.本章のまとめ |
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第10章 開発・援助構想に対する評価 |
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10.1.本章の作業 10.2.ポスト開発思想の意義と問題 10.3.ビッグ・プッシュ型構想とその問題 10.4.実験と設計に基づくアプローチ 10.5.望ましい開発・援助構想へ |
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結語 |