タイトルコード |
1000100976091 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
書きかえる女たち |
書名ヨミ |
カキカエル オンナタチ |
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初期近代英国の女性による聖書および古典の援用 |
叢書名 |
関西学院大学研究叢書
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叢書番号 |
第239編 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
竹山 友子/著
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著者名ヨミ |
タケヤマ トモコ |
出版地 |
横浜 |
出版者 |
春風社
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出版年月 |
2022.3 |
本体価格 |
¥3900 |
ISBN |
978-4-86110-780-1 |
ISBN |
4-86110-780-1 |
数量 |
290,53p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
930.25
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件名 |
英文学-歴史
英文学-作家
女性-歴史
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注記 |
文献:巻末p13〜29 |
内容紹介 |
古代ギリシア・ローマの文芸復興が隆盛した16〜7世紀英国における女性の執筆活動に焦点を当て、キリスト教を基盤とした男女観を反映する行動規範と闘った「書く女性達」の痕跡を探る。メアリー・シドニーらの訳詩選も収録。 |
目次タイトル |
第一章 初期近代英国の女性と書き物 |
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一 初期近代英国の女性像の礎-キリスト教に基づく女性像 二 人文主義者の女性像 三 書く主体としての女性 |
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第二章 メアリー・シドニー訳『ダビデの詩編』における罪と女性-第五八編と第八二編の考察より |
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一 兄フィリップと妹メアリーの詩編翻訳 二 詩編第五八編 三 詩編第八二編 四 エリザベス女王への献呈詩 五 隠された改変意図 |
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第三章 メアリー・シドニー訳『ダビデの詩編』からの「子宮」の消滅 |
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一 メアリー・シドニーの詩編翻訳とその背景 二 詩編におけるwombの考察 三 初期近代英国のwomb(子宮・胎)に対する社会通念 四 作家としてのメアリー・シドニーとエリザベス女王 五 女性による女性のための改変 |
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第四章 罪なきイヴの救済-エミリア・ラニヤーにおける女性擁護の言説とその源泉 |
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一 原罪解釈の源泉 二 ラニヤーによるイヴ擁護の描写 三 聖アウグスティヌスによる原罪解釈とその影響 四 神の啓示としての女性擁護 |
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第五章 ペンによるジェンダー革命-エミリア・ラニヤーの詩集に見られるメアリー・シドニー訳『ダビデの詩編』の影響 |
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一 メアリー・シドニーとエミリア・ラニヤーの関係 二 王と女王の並置-ラニヤーの標題詩とメアリーの献呈詩「心配りが今や」(Even now that Care) 三 ギリシア・ローマ神話の女神像-「ユダヤ人の神王、万歳」とメアリー訳『ダビデの詩編』 四 アートとネイチャーの調和 五 ラニヤーへのメアリーの影響とその意味 |
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第六章 斬首の王妃マリアムの救済-エリザベス・ケアリー作『マリアムの悲劇』に表出される新ストア主義思想 |
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一 初期近代英国の人文主義思想 二 『マリアムの悲劇』における女性像と臣下像の融合 三 マリアムの変容と新ストア主義思想 四 執筆背景と新ストア主義 |
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第七章 太陽に挑む‘Youth'と太陽を超越する‘Lady'-ジョン・ダンとキャサリン・フィリップスの詩における太陽の表象 |
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一 フィリップスと友愛会 二 ジョン・ダンのコンパスの奇想とキャサリン・フィリップスによる焼き直し 三 ジョン・ダンの『歌とソネット』における太陽 四 キャサリン・フィリップスのルーケイシア詩群における太陽 五 フィリップスによるダンの手法のさらなる応用と新たな見解 六 女性の友愛と新しい科学 |
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第八章 性別を与えられた樹木とその背景-ラニヤー、カウリー、キャヴェンディッシュの選択 |
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一 樹木と人間 二 エミリア・ラニヤー「クッカム邸の描写」(The Description of Cooke‐ham) 三 エイブラハム・カウリー「春」(The Spring)および「樹木」(The Tree) 四 マーガレット・キャヴェンディッシュ「オークと彼を切り倒そうとする人間の対話」(A Dialogue between an Oake,and a Man cutting him downe) 五 三者三様の擬人性の扱い |
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第九章 樹木を介した欲望の表出と変身願望-ロバート・ヘリックとアフラ・ベーン |
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一 一七世紀における樹木への関心と変容物語 二 ロバート・ヘリック「葡萄の木」(The Vine) 三 アフラ・ベーン「コルセットにするため切り倒された杜松に寄せて」(On a Juniper‐Tree,cut down to make Busks) 四 話者の問題 |
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終章 パラテクストから見る「書きかえる女たち」の知恵 |