タイトルコード |
1000101009652 |
書誌種別 |
図書(児童) |
書名 |
16テーマで知る鎌倉武士の生活 |
書名ヨミ |
ジュウロク テーマ デ シル カマクラ ブシ ノ セイカツ |
叢書名 |
岩波ジュニア新書
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叢書番号 |
956 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
西田 友広/著
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著者名ヨミ |
ニシタ トモヒロ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
岩波書店
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出版年月 |
2022.8 |
本体価格 |
¥880 |
ISBN |
978-4-00-500956-5 |
ISBN |
4-00-500956-5 |
数量 |
10,207,5p |
大きさ |
18cm |
分類記号 |
210.42
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件名 |
日本-歴史-鎌倉時代
武士
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学習件名 |
武士 鎌倉時代 住まいの歴史 食生活の歴史 服装の歴史 合戦 武道 遊び 信仰 ご恩・奉公 守護・地頭 女性 |
注記 |
文献:p201〜204 |
内容紹介 |
鎌倉幕府のトップである「鎌倉殿」に仕えた武士、すなわち御家人たちはどのような人々だったのか。どのような生活をし、社会の中でどのような役割を果たしていたのか。古文書や絵巻物などの史料をもとに鎌倉武士の実像を解明。 |
著者紹介 |
1977年島根県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中途退学。同大学史料編纂所准教授。博士(文学)。専門は日本中世史。著書に「鎌倉幕府の検断と国制」など。 |
目次タイトル |
まえがき |
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一 鎌倉武士とは |
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『男衾三郎絵詞』 「武蔵の大介」 吉見二郎と男衾三郎 御家人としての吉見二郎・男衾三郎 御家人とは 御家人はみんな平等 大規模な御家人と小規模な御家人 東国御家人と西国御家人 社会的な地位 |
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二 鎌倉武士の誕生 |
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武士の誕生 武士の成長 保元の乱・平治の乱 平氏攻権 源頼朝の挙兵 反乱軍から政府軍へ 守護・地頭の成立 治安維持の担い手としての鎌倉幕府 |
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三 鎌倉武士の住居 |
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漆間時国の館 筑前国の武士の館 文書から見る武士の館 発掘から見る武士の館 鎌倉の武士の館 小規模な寝殿造 武士の館の住み心地 |
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四 鎌倉武士の食生活 |
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宴会の情景から 宴会のマナー 普段の食事 さまざまな食材 肉も食べる 犬も食べる? 料理の風景 飲み物 |
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五 鎌倉武士の服装 |
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直垂 水干 布衣(狩衣) 束帯 烏帽子と冠 下着 履物 行騰 服装の心得 |
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六 鎌倉武士の武装 |
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竹崎季長の武装 『平家物語』に見える武装の描写 大鎧 腹巻 胴丸 鎧の作製 弓矢と箙 太刀と腰刀 長刀 小さかった馬 旗 |
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七 鎌倉武士の合戦 |
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合戦の心構え 合戦の様相 城郭をめぐる攻防 戦功の認定 |
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八 鎌倉武士の武芸 |
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騎馬での弓射 笠懸・流鏑馬・犬追物 弓場と狩場 弓射の心構え 相撲 二つの武芸 |
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九 鎌倉武士の人生 |
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北条重時の家訓に見る人生 大人への階段 佐々木信綱の生涯 恋と結婚 強い親権 |
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十 鎌倉武士の教養 |
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武士と文士 文士の「恥辱」 文武兼備の士 「文を好むを事となし、武家の政道を扶くべし」 将軍側近に必要な技能 鎌倉武士と和歌 鎌倉武士と書道 |
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十一 鎌倉武士の娯楽 |
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狩猟・漁 武芸 酒宴 双六・囲碁・将棋 博奕 『平家物語』 |
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十二 暴力と信仰 |
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残酷な支配者 「撫民」の思想 現世安穏・後生善処 来世への願いと殺生 先祖の供養 |
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十三 鎌倉殿への奉公 |
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さまざまな奉公 合戦への参加 京都大番役 鎌倉番役 犯罪者の召し捕り 篝屋役 大道警固と海上警固番役 そのほかの治安維持関連業務 関東御公事 内裏・寺社などの造営 儀式などへの参加 |
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十四 守護と地頭 |
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『御成敗式目』と守護 守護の任命状況 『御成敗式目』と地頭 地頭の特質 文治勅許 地頭の仕事 地頭の収入 新補地頭 全国に展開する地頭職 |
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十五 女性の地位 |
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女性の地頭 御家人の妻と所領 御所の女房 女武者・女騎 女性地頭の行方 |
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十六 鎌倉武士の行方 |
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困窮する御家人 増える御家人の負担 増やせない御家人 鎌倉幕府の滅亡 鎌倉幕府滅亡後の鎌倉武士 |
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おわりに |
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主要参考文献 |
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あとがき |
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図版一覧 |