タイトルコード |
1000101017061 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
伊波普猷の政治と哲学 |
書名ヨミ |
イハ フユウ ノ セイジ ト テツガク |
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日琉同祖論再読 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
崎濱 紗奈/著
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著者名ヨミ |
サキハマ サナ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
法政大学出版局
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出版年月 |
2022.9 |
本体価格 |
¥4000 |
ISBN |
978-4-588-15130-9 |
ISBN |
4-588-15130-9 |
数量 |
6,306,14p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
219.9
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件名 |
沖縄県-歴史
沖縄県-風俗
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個人件名 |
伊波 普猷 |
注記 |
文献:巻末p8〜14 |
内容紹介 |
近代沖縄を代表する知識人・伊波普猷の思想、とりわけその中心的主題たる「日琉同祖論」について、脱構築的に読解。「政治」を開始するための場としての<主体>を導き出す。 |
著者紹介 |
1988年沖縄生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻(表象文化論)博士課程単位取得退学。同大学東アジア藝文書院(EAA)特任助教。博士(学術)。 |
目次タイトル |
序章 |
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はじめに 第一節 本書の目的 第二節 関心の所在 第三節 本書の構成 |
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第一章 沖縄近現代思想史における根幹問題としての「主体」 |
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第一節 伊波普猷という問題-「同化」と「異化」をめぐって 第二節 「政治」と「倫理」 第三節 「政治」と「主体」 第四節 伊波普猷の「日琉同祖論」と「政治」 |
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第二章 「政治哲学」としての「初期日琉同祖論」 |
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第一節 「個性」の領域 第二節 旧慣温存から土地整理へ-沖縄における資本主義の浸透 第三節 「辺境」としての沖縄 第四節 「個性」を配置する「神」 |
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第三章 蘇鉄地獄下における「沖縄人」の再人種化 |
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第一節 蘇鉄地獄 第二節 「沖縄的労働市場」と「沖縄人」の再人種化 第三節 「沖縄問題」の誕生-「さまよへる琉球人」と沖縄青年同盟 第四節 沖縄救済論-救済されるべき「対象」としての「沖縄」 |
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第四章 郷土論的展開 |
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第一節 資本主義への対抗としての柳田民俗学 第二節 郷土研究-病への処方箋 第三節 伊波普猷の「政治」 第四節 悪い「稲」-原初の租税と奴隷 第五節 善い「稲」-純粋無垢な共同体「まきよ」 |
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第五章 記紀神話への挑戦 |
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第一節 <原日本>=<原沖縄>としての「日琉同祖論」 第二節 北上説と南漸説-「稲」の来歴 第三節 「政治」のはじまり-「父」による「母」の征服 第四節 遠来神の足跡 第五節 折口信夫の神学 |
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第六章 <政治神学>としての「日琉同祖論」 |
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第一節 「祖先神」と「遠来神」の融合 第二節 伊波普猷の戦争責任-「決戦場・沖縄本島」をめぐって 第三節 「真の神」の到来-伊波普猷における政治的ロマン主義 第四節 国家という場所-「海部」と「天孫」の二項対立の止揚 |
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終章 予期せぬ「他者」の到来と、消去不可能な「政治」 |