タイトルコード |
1000101102066 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
個人化する社会と閉塞する法 |
書名ヨミ |
コジンカ スル シャカイ ト ヘイソク スル ホウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
尾崎 一郎/著
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著者名ヨミ |
オザキ イチロウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
日本評論社
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出版年月 |
2023.9 |
本体価格 |
¥8500 |
ISBN |
978-4-535-52719-5 |
ISBN |
4-535-52719-5 |
数量 |
9,403p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
321.3
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件名 |
法社会学
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内容紹介 |
個人と社会の関係を深く掘り下げてきた著者の論文集。なぜ法社会学という学問が19世紀末から20世紀初頭にかけて生まれたのか。現代社会と法の有り様を浮かび上がらせ、法社会学の普遍的テーマに迫る。 |
目次タイトル |
序章 始まる前に終わる |
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1 法社会学の存在理由 2 作法と拡散 |
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第Ⅰ部 解体する社会 |
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第1章 近隣騒音紛争の処理過程 |
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1 紛争発生 2 紛争の特徴 3 警察・役所の介入 4 国家法システムへの持ち込み 5 司法による「解決」の限界 |
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第2章 マンションにおける生活と管理 |
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1 居住者間の日常的コミュニケーション 2 管理問題の自治的処理 |
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第3章 生き甲斐としてのコミュニティ |
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1 「共」的領域? 2 現代の日本における地域社会の一側面 3 1990年代の「構造変容」? |
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第4章 マルチチュードの(不)可能性 |
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1 <帝国>という非・場 2 非・場における闘争/抵抗 3 存在の新たな意味 |
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第5章 「ネットワーク社会」における「都市コモンズ」について |
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1 都市の「集合的利益」あるいは「共同利益」 2 都市コモンズ 3 ネットワーク社会における都市 4 都市コモンズの陥穽 |
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第6章 複合的分断と法 |
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1 複合的分断とはなにか 2 応答の困難さ 3 法的応答の可能性と限界 |
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第Ⅱ部 閉塞する法/道具化する法 |
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第7章 グローバル化と司法制度改革の法道具主義的展開 |
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1 司法制度改革の二つのベクトル 2 法idealism批判の勃興 3 司法制度改革の法道具主義的展開 4 空転する「法の支配」 5 グローバル化と法化の二つの途 |
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第8章 法のクレオールを阻むもの |
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1 問題の確認 2 法のクレオールの阻害条件(1) 3 法のクレオールの阻害条件(2) |
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第9章 トートロジーとしての法(学)? |
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1 The Nature of the(Common)Law 2 法が法であると識別されること 3 法が正統性を有している(とみなされている)こと 4 法が実効的に社会的機能を果たしている(とみなされている)こと 5 Pragmatism,Democratic Experimentalism,Daring System |
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第10章 トイブナーの社会理論と法律学 |
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1 トイブナー理論の特徴 2 論文の要約 3 トイブナーの法社会学 4 トイブナーの社会学的法律学 |
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第11章 自然の摂理と法的正義 |
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1 究極の摂理? 2 法社会学の問い 3 原初的道徳性とその現れ 4 法治原理と人間科学 5 法的コミュニケーションの特徴 6 法と正義 7 結論 |
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第Ⅲ部 法を選ぶ/法に関わる |
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第12章 都市の公共性と法主体 |
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1 共同性と法の基本構造 2 現代社会における法と共同性 3 公共性の再構築と制度 4 規範コミュニケーションと法主体 5 自己欺瞞的法主体 |
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第13章 紛争行動と法の主題化 |
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1 法の主題化の概念 2 法の主題化の効果 3 法の主題化の経験的把握 |
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第14章 司法への市民参加と文化ギャップ |
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1 「市民参加」の正統性 2 法廷と社会 3 法廷における文化ギャップ |
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第15章 紛争行動/法使用行動と法文化について |
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1 折衷説? 2 「文化」概念再考 3 最新の実証研究を読み直す |
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第16章 相互監視と分散的制裁 |
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1 問題関心 2 情緒的反応 3 社会的次元 4 効果 |