タイトルコード |
1000100869560 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
香りの詩学 |
書名ヨミ |
カオリ ノ シガク |
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三国西晋詩の芳香表現 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
狩野 雄/著
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著者名ヨミ |
カノウ ユウ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
知泉書館
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出版年月 |
2021.1 |
本体価格 |
¥7500 |
ISBN |
978-4-86285-329-5 |
ISBN |
4-86285-329-5 |
数量 |
11,455,29p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
921.4
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件名 |
漢詩-歴史
におい
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内容紹介 |
中国古典における芳香表現のもつ意味とは何か。詩人たちはそれをどのように表現してきたのか。先秦漢魏晋南北朝期の詩文、とりわけ三国西晋期の詩歌における嗅覚の表現を通して作品の内側に迫る。 |
目次タイトル |
序章 暗香疏影-嗅覚の響く場所 |
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第Ⅰ部 香る女性像の系譜 |
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第一章 香りを含む女たち(一)-先秦から後漢の詩歌辞賦作品 |
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はじめに 第一節 『詩経』のなかの芳香と女性の表現 第二節 『楚辞』のなかの芳香と女性の表現 第三節 宋玉「神女賦」のなかの芳香と女性の表現 第四節 前漢の詩歌辞賦作品のなかの芳香と女性の表現 第五節 後漢の詩歌辞賦作品のなかの芳香と女性の表現 結び |
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第二章 香りを含む女たち(二)-魏晋期の詩歌作品 |
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はじめに 第一節 香気の「発見」 第二節 香る女性のヴァリアント 第三節 芳香と時間、あるいは典型 第四節 夫婦の愛情 第五節 伝統と革新 結びに代えて |
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第三章 香る身体-六朝民歌の子夜四時歌と謝恵連「擣衣」詩を中心として |
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はじめに 第一節 梁詩に見える芳香と女性の表現 第二節 六朝民歌の子夜四時歌に見える芳香と女性の表現 第三節 六朝期の詩人の詩歌作品に見える芳香と女性の表現 結びに代えて |
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第Ⅱ部 香りの表現と匂いの記憶 |
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第一章 迷迭の賦をめぐって-建安文学における香気の発見 |
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はじめに 第一節 建安時代の香りの情況 第二節 迷迭の賦をめぐって(1) 第三節 迷迭の賦をめぐって(2) 結びに代えて |
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第二章 輝ける香り、芳しき光り-曹植「迷迭香賦」の「順微風而舒光」句をめぐって |
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はじめに 第一節 曹植「迷迭香賦」 第二節 『楚辞』の香りと光り 第三節 漢賦の香りと光り 結びに代えて |
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第三章 舞台の上の曹丕楽府-楽舞と芳香の表現をめぐって |
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はじめに 第一節 曹丕楽府の公讌詩的性格 第二節 楽をよくする美人 第三節 舞台の上の曹丕楽府 結び |
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第四章 「戀」する潘岳-漢魏西晋詩歌に見える「戀」字と潘岳「悼亡詩」について |
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はじめに 第一節 遅れてきた「戀」字 第二節 漢魏西晋期の詩歌作品に見える「戀」字 第三節 潘岳「悼亡詩」に見える匂いの表現をめぐって 結びに代えて |
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第五章 芳りと響き-二陸の詩歌作品に見える感覚表現 |
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はじめに 第一節 二陸の詩歌作品に見える共感覚的表現 第二節 二陸と『楚辞』 第三節 芳る人、響く人 第四節 呉楚の異郷者と感覚風土 結び |
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第六章 芳る祖国-陸機「悲哉行」の芳香表現をめぐって |
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はじめに 第一節 鼻の歓び、鼻の憂い 第二節 「幽蘭盈通谷、長秀被高岑」の解釈をめぐって 第三節 南北の「蘭」 第四節 芳る祖国 結び |
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第七章 谷と蘭-陸機「贈潘尼詩」をめぐって |
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はじめに 第一節 陸機「贈潘尼詩」と作詩の背景 第二節 王夫之『古詩評選』の評と諸注釈 第三節 谷と蘭 結び |
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第Ⅲ部 香り・匂いの文化誌 |
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第一章 謎の蘇合香-二つの異聞のはざまで |
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はじめに 第一節 二つの謎 第二節 二つの異聞 第三節 悪しき匂いとその力 結び |
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第二章 匂い立つのか、響くのか-周瑜の「美」をめぐって |
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はじめに 第一節 音を知る周瑜 第二節 匂い立つ周瑜 結びに代えて |
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第三章 匂いの幸わう国-孫呉の時を超える匂い |
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はじめに 第一節 才人の死 第二節 『捜神記』の死を告げる匂い 第三節 小覇王の死 第四節 匂いの満ちる国 結び |
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終章 文学としての香り-匂いの表現をめぐる個別性と普遍性 |