タイトルコード |
1000100878171 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
アジア太平洋戦争と収容所 |
書名ヨミ |
アジア タイヘイヨウ センソウ ト シュウヨウジョ |
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重慶政権下の被収容者の証言と国際救済機関の記録から |
叢書名 |
アジア環太平洋研究叢書
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叢書番号 |
第4巻 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
貴志 俊彦/著
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著者名ヨミ |
キシ トシヒコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
国際書院
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出版年月 |
2021.2 |
本体価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-87791-308-3 |
ISBN |
4-87791-308-3 |
数量 |
259p |
大きさ |
21cm |
分類記号 |
222.075
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件名 |
日中戦争(1937〜1945)
世界大戦(第二次)
捕虜
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注記 |
略年表:p248〜249 |
内容紹介 |
20世紀のアジア太平洋戦争と収容所をテーマに、戦時下中国奥地に成立した重慶政権による捕虜政策の推進者、日本人、ドイツ人、イタリア人を含む被収容者、国際救済機関の動向を検証。人間の命と尊厳を考究する。 |
目次タイトル |
序論 対象と視角/意義と方法/基礎資料 |
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第Ⅰ部 戦時中国における日本人捕虜 |
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第1章 日中戦争前期における日本人捕虜収容所の概況(1937-1941) |
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1 軍政部の収容所と試行錯誤の捕虜教育 2 「在華日本人民反戦革命同盟」の成立から解散へ |
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第2章 アジア太平洋戦争勃発による日本人捕虜の境遇の変化(1941-1944) |
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1 第二捕虜収容所(鎮遠)内部の矛盾 2 軍政部捕虜集中営(重慶)をめぐる思惑 |
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第Ⅱ部 国際的な救済活動:YMCA国際戦俘福利会(WPA)と赤十字国際委員会(ICRC) |
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第3章 中央アジアを超えたヨーロッパ系被収容者の証言(1937-1941) |
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1 ベンツ、YMCAのWPA事業に参画 2 1930年代末中国西北部で起こった逮捕劇 3 逮捕劇の背景にあったソ連の影響 |
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第4章 ベンツによるWPAの救済事業記録Ⅰ(1943) |
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1 初めての敵国人収容所訪問 2 次に戦争捕虜収容所へ 3 続いて宣教師たちの布教指定区へ 4 疲労と病で倒れたベンツ |
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第5章 ベンツによるWPAの救済事業記録Ⅱ(1944) |
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1 甘粛省の収容施設に集められたドイツ系コミュニティ 2 重慶の軍政部捕虜集中営の改革 3 第二捕虜収容所でも立ち上げられた聖書教室 4 雲南と重慶のドイツ人たちを見て |
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第6章 センによるICRC救済事業記録(1943-1945) |
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1 初年度の活動報告書から(1943) 2 2年目の活動報告書から(1944) 3 センによる最後の報告書(1945) |
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第Ⅲ部 アジア太平洋戦争後の捕虜たちの処遇 |
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第7章 「終戦」直前の捕虜たちの姿(1945) |
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1 重慶にいた日本人捕虜の立場の変化 2 日本人捕虜も聞いた「日本降伏」のニュース |
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第8章 「終戦」直後の状況の変化(1945-1947) |
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1 追いつめられる日本人捕虜 2 国民党イデオロギーの強化 3 解放されない人びと 4 戦後に続く捕虜政策 |
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結論:本書の成果と課題 |
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1 国際法に準拠する人道的措置の対象とは? 2 収容されなかった人びとの存在 3 「敵僑」=「捕虜」か? 4 「異邦人」としてのベンツ、センの存在 |