タイトルコード |
1000100939277 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
KOBE1975 |
書名ヨミ |
コウベ センキュウヒャクナナジュウゴ |
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核と原発、帝国と同盟の博覧会 |
叢書名 |
阪南大学叢書
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叢書番号 |
120 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
坪井 兵輔/著
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著者名ヨミ |
ツボイ ヒョウスケ |
出版地 |
大阪 |
出版者 |
かんよう出版
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出版年月 |
2021.11 |
本体価格 |
¥1800 |
ISBN |
978-4-910004-75-4 |
ISBN |
4-910004-75-4 |
数量 |
311p 図版16p |
大きさ |
19cm |
分類記号 |
319.1053
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件名 |
日本-対外関係-アメリカ合衆国-歴史
日米安全保障条約
神戸市-歴史
核兵器
原子力政策-歴史
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注記 |
神戸年表:p290〜297 文献:p298〜307 |
内容紹介 |
日米同盟の最前線、帝国の策源地、憲法違反の起源、「核」の博覧会、非核神戸方式…。博覧会は何を幻視させたのか。戦争と同盟の最前線・KOBEの知られざる現代史を紐解く。 |
著者紹介 |
1971年生まれ。慶応大経済学部卒。阪南大学教員・ジャーナリスト。「歌は分断を越えて」で山本美香記念国際ジャーナリスト賞受賞。 |
目次タイトル |
プロローグ-核と神戸と博覧会- |
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核と神戸と博覧会 世界一の港・KOBE 歴史の襞に沈潜する「声なき声」 |
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第1章 神戸の相貌-知られざる日米同盟の最前線- |
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神戸素描 核抑止の最前線 神戸への核持ち込み アメリカの核戦略 核の終着駅 封印された水爆搭載機水没事故 暴力団と神戸港 |
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第2章 神戸と戦前-帝国の策源地- |
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神戸開港 潜水艦と神戸 軍都の胚胎 大日本帝国憲法と神戸の伊藤博文 不平等条約の起原 憲法の輸入ドイツとの出逢い ナショナリズムの伝播装置皇道と鉄道 |
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第3章 神戸と戦争-軍都と聖都の蹉跌- |
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富国強兵の博覧会 戦争の展示場 陸軍特別大演習 王子公園と博覧会 核との遭遇アインシュタインの来神 日本の原爆開発 神戸空襲 模擬原爆「パンプキン」 神戸の特攻 聖都となった神戸 防諜の犠牲 スパイにされた日本人 相互監視の日常化 自由の否定 聖職者の愛国教育 自治体の戦争協力 |
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第4章 神戸と戦後-憲法違反の起原- |
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敗戦後の神戸 戦災孤児の終わらぬ戦後 原爆孤児の沈黙 神戸の米軍基地 六甲山の米軍アンテナ 封印された憲法違反「民間人戦地派遣」 戦後の戦死者 隠蔽される記憶と記録 韓国でも知られない日本人の犠牲 朝鮮戦争と憲法違反 海上自衛隊阪神基地隊 掃海訓練 |
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第5章 神戸と復興-「核」の博覧会- |
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復興と核ならしの「神戸博覧会」 アメリカの反米封じ込め 癒えぬ同胞監視の痛み 神戸博と占領政策転換 親米の創造「アメリカ博覧会」 聖戦のスタジアム 駅前のアメリカ 世界の核開発競争 原子力平和利用博覧会 原発製造と神戸 アジア初の万国博覧会「核ならしの到達点」 夢と未来とディズニーランド 大阪万博 夢のエネルギー 日本最大の原発拠点 |
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第6章 神戸と現在-非核神戸方式- |
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深海に沈んだ神戸の船乗りたち 日本初の国産原発事故「原子力船むつ」 「むつ」の漂流拒んだ神戸 環境汚染列島 地方自治と二元代表制 佐世保の苦衷 核密約の暴露「ラロック発言」 非核神戸方式の成立 非核の死角 憲法と地方自治 日米両政府と非核神戸方式 フォード来日 非核の否定 照準された非核神戸方式 人類が非核に最も近づいた瞬間 躓きの石 非核神戸方式の現在地 |
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エピローグ-神戸の「声なき声」- |