タイトルコード |
1000100976116 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
米墨戦争とメキシコの開戦決定過程 |
書名ヨミ |
ベイボク センソウ ト メキシコ ノ カイセン ケッテイ カテイ |
|
アメリカ膨張主義とメキシコ軍閥間抗争 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
牛島 万/著
|
著者名ヨミ |
ウシジマ タカシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
彩流社
|
出版年月 |
2022.3 |
本体価格 |
¥4200 |
ISBN |
978-4-7791-2818-9 |
ISBN |
4-7791-2818-9 |
数量 |
290,74p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
256.06
|
件名 |
米墨戦争(1846〜1848)
|
注記 |
米墨戦争史関連年表:p273〜276 文献:巻末p55〜74 |
内容紹介 |
アメリカとメキシコにとって転換期を作った米墨戦争は、如何にしてはじめられたか。メキシコ人の戦争の大義名分である「名誉」と戦争前夜の開戦決定を分析、戦争原因論を再検討する。 |
著者紹介 |
1965年京都市生まれ。上智大学大学院外国語学研究科国際関係論専攻博士後期満期退学修了。京都外国語大学准教授。著書に「米墨戦争前夜のアラモ砦事件とテキサス分離独立」など。 |
目次タイトル |
第一章 米墨戦争研究史-先行研究の検討 |
|
第一節 米国における研究史整理 第二節 メキシコにおける研究史整理 第三節 九〇年代以降の研究総括 第四節 本書の目的と位置付け |
|
第二章 一九世紀前半メキシコ政治史における党派間抗争 |
|
第一節 党派の分類 第二節 各党派の主義と利害関係 第三節 政治制度のの区分による党派の分類 第四節 政治制度の変化と党派間抗争 |
|
第三章 テキサス分離独立とメキシコ |
|
第一節 テキサスの分離独立 第二節 米国政府による初期テキサス政策 第三節 テキサス独立戦争への歩み |
|
第四章 テキサス共和国とメキシコ-相剋の歴史 |
|
第一節 テキサス共和国の初期外交 第二節 テキサス共和国内のメキシコ系に対する暴力 第三節 ヒューストン政権の動向 |
|
第五章 メキシコの対テキサス政策と党派間抗争 |
|
第一節 テキサス問題をめぐるメキシコの対応 第二節 メキシコ北部の分離独立運動 第三節 対仏戦争の教訓と軍部の台頭・派閥形成 |
|
第六章 テキサス併合問題をめぐる平和的解決の模索-エレラ政権の動向を中心に |
|
第一節 テキサス併合前夜のメキシコ 第二節 テキサス併合をめぐるテキサス政府の反応-ジョンズ大統領を中心に 第三節 テキサス併合をめぐる米国の政策 第四節 テキサス併合以降のメキシコ政府の選択 第五節 エレラ政権の平和的解決の模索と政権崩壊 |
|
第七章 君主制樹立計画とパレデスの戦略-アラマンとベルムデスへの接近 |
|
第一節 パレデスの改革と戦略 第二節 アラマンと君主制 第三節 パレデスと君主派の連携 第四節 メキシコ君主制に対するスペイン政府の反応とベルムデスの対応 第五節 パレデスの三月二一日声明の真相 |
|
第八章 軍人と文民の軋轢と連帯-戦争前夜におけるサンタ・アナとゴメス・ファリアス |
|
第一節 ゴメス・ファリアスとサンタ・アナの確執 第二節 純粋派とサンタ・アナ派の協調への道程 第三節 サンタ・アナの軍事独裁-トルネルとの関係を中心に 第四節 サンタ・アナ失脚後のメキシコ軍政-パレデスとトルネルの連携 |
|
第九章 パレデスの開戦決定-パレデスとトルネルの戦略 |
|
第一節 反米主義の形成と戦争 第二節 軍閥間抗争と対米戦争熱の高揚 第三節 パレデスとトルネルによる軍事独裁 第四節 開戦前夜のマタモロス 第五節 開戦前夜の策定過程 |
|
第一〇章 短期決戦とメキシコの戦争指導の失敗 |
|
第一節 メキシコ北軍の作戦上の失態 第二節 ブラウン要塞攻撃とパロアルトとレサカ・デ・ラ・パルマの戦い 第三節 パレデス政権の崩壊と戦争の長期化 第四節 パレデスの運命とメキシコ陥落 |