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書誌情報サマリ

書名

「古典中國」における史學と儒教 

著者名 渡邉 義浩/著
著者名ヨミ ワタナベ ヨシヒロ
出版者 汲古書院
出版年月 2022.6


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No. 所蔵館 配架場所 請求記号 資料番号 資料種別 状態 個人貸出 在庫
1 東部図書館一般開架222/116/2102992366一般在庫 

書誌詳細

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タイトルコード 1000101000147
書誌種別 図書
書名 「古典中國」における史學と儒教 
書名ヨミ コテン チュウゴク ニ オケル シガク ト ジュキョウ
言語区分 日本語
著者名 渡邉 義浩/著
著者名ヨミ ワタナベ ヨシヒロ
出版地 東京
出版者 汲古書院
出版年月 2022.6
本体価格 ¥12000
ISBN 978-4-7629-6703-0
ISBN 4-7629-6703-0
数量 12,741,12p
大きさ 22cm
分類記号 222
件名 中国-歴史   歴史学-歴史   儒学
注記 文献:p695〜737
内容紹介 中国では「史記」を筆頭とする二十四史をはじめとして、史部に大量の書籍が蓄録され、独自の方法論を持つ「史學」が自明の存在として語られてきた。中国における「史學」の確立と、儒教からの自立、成立、展開の過程を追う。
著者紹介 1962年東京都生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科史学専攻修了。文学博士。早稲田大学理事・文学学術院教授。著書に「『論語』の形成と古注の展開」など。
目次タイトル 序章 中国史学史の課題
一、『春秋』と『尚書』の継承 二、「史」の自立 三、「正」と「統」
第一章 『史記』における『春秋』の継承
一、伯夷列傳と孔子への疑義 二、司馬遷の『春秋』観 三、「史の記」と『春秋』 四、發憤著書
第二章 『漢書』における『尚書』の継承
一、班彪『後傳』の『史記』批判 二、諸侯の『春秋』と王者の「典・謨」 三、王莽傳と『尚書』秦誓篇
第三章 『古史考』と『帝王世紀』
一、『史記』批判と蜀學の伝統 二、上古史の再構築 三、万物の根源
第四章 『三國志』と正統の所在
一、贊から評へ 二、西晉の正統化を優先 三、未来を指し示す 四、二つの讖文 五、季漢の正統を潜ませる
第五章 『續漢書』と「古典中國」
一、史書と正統性 二、漢家の故事 三、鑑としての史書
第六章 「春秋左氏傳序」と「史」の宣揚
一、素王から筆削者へ 二、周公の尊重 三、杜預の方法論
第七章 葛洪の歴史認識と政策の提言
一、葛洪と陸機 二、鈞世篇と呉失篇 三、王導の江東政策と漢過篇 四、察擧への提言
第八章 干寶の『晉紀』と「左傳體」
一、干寶の『晉紀』と天人相關説 二、『春秋左氏傳』への傾倒 三、杜預の『春秋左氏傳』宣揚
第九章 常【キョ】の『華陽國志』にみえる一統への希求
一、蜀學の継承 二、大一統の尊重 三、上計から郡望表へ
第十章 東晉における史論の隆盛と袁宏の『後漢紀』
一、あるべき史を描く 二、曹魏と蜀漢の正統性 三、「黨人」・荀彧批判 四、覇者と貴族の自律性
第十一章 習鑿齒の『漢晉春秋』における「正」と「統」
一、習鑿齒と「正」・「統」 二、晉承漢統論 三、諸葛亮と桓温
第十二章 「史」の自立
一、人物評価 二、別傳の盛行 三、史料批判
第十三章 「史」における「記言の體」
一、発言の記録者と「史」の伝達 二、「理」による史料批判 三、懊悩する裴松之
第十四章 「史」の文学性
一、范曄と『後漢書』 二、事は沈思より出づ 三、義は翰藻に歸す
第十五章 『文心雕龍』の史學論
一、宗經 二、史評 三、直筆
第十六章 沈約『宋書』と南朝意識
一、正史の原型 二、貴族の「史」 三、貴族の要件 四、貴族制の形成 五、貴族の「鑑」 六、革命の容認 七、天下概念
第十七章 北魏をめぐる史書の展開
一、國史の獄 二、『十六國春秋』と大一統 三、穢史
第十八章 班孟堅の忠臣
一、異聞尊重への批判 二、「史」を「經」の高みに 三、他派の排斥と皇帝への「史」の収斂
第十九章 『晉書』の御撰と正史の成立
一、『晉書』の編纂意図 二、太宗の史論 三、『晉書』の評価と『世説新語』
第二十章 『隋書』經籍志の史學論
一、史官の役割 二、史官の堕落 三、正史と古史
第二十一章 李延壽「南北史」の「大一統」
一、「南北史」の体裁と原史料 二、『貞觀氏族志』の編纂と正史 三、史書による大一統
第二十二章 『後漢書』李賢注における引證注の導入
一、劉訥言と「前書音義」 二、李善『文選』注の継承 三、引證注
第二十三章 『史通』の經書批判と『論衡』
一、王充の『論語』批判 二、劉知幾の『尚書』批判 三、劉知幾の『春秋』批判
第二十四章 『史通』の実践性と『文心雕龍』
一、史學論 二、史評 三、実践性
第二十五章 劉知幾の史學思想
一、執筆動機と史官の資質 二、直書と『春秋左氏傳』 三、異聞と史料批判
第二十六章 『史記』三家注の特徴について
一、『史記集解』の「史」的方法論 二、『史記索隱』の補史 三、『史記正義』と「經」の方法論
終章 中国史學の展開と儒教
一、五徳終始説の否定 二、史學としての正統 三、正統と道統



内容細目

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渡邉 義浩
2022
222 222
中国-歴史 歴史学-歴史 儒学
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