タイトルコード |
1000101064923 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
子どものデジタル・ウェルビーイング |
書名ヨミ |
コドモ ノ デジタル ウェルビーイング |
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最善の利益をめざす国際機関による取り組み |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
齋藤 長行/著
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著者名ヨミ |
サイトウ ナガユキ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
明石書店
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出版年月 |
2023.3 |
本体価格 |
¥3500 |
ISBN |
978-4-7503-5560-3 |
ISBN |
4-7503-5560-3 |
数量 |
180p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
007.3
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件名 |
情報と社会
インターネット
青少年問題
児童福祉
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内容紹介 |
国際連合の子どもの権利条約を基にした各国際機関や会議体が講じるデジタル環境の子どもに関する保護政策の構造を体系的に示し、その相互の関係を解明。今後の日本に求められるデジタル環境の子どもの政策の方向性を検討する。 |
著者紹介 |
山形県出身。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科後期博士課程修了。博士(メディアデザイン学)。仙台大学体育学部スポーツ情報マスメディア学科教授。 |
目次タイトル |
第1章 インターネットと子ども |
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1.1 子どもを取り巻くインターネット環境 1.2 インターネットにおける子どもの保護に関する国際的な政策 1.3 OECD勧告の概観 1.4 国際機関による子どものインターネット政策 1.5 各国際機関による子どもの保護の取り組みとOECD勧告との協調関係 1.6 OECD勧告と各国際機関の相互関係 1.7 まとめ |
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第2章 進化したデジタル環境に向けた新しい子どものOECD勧告 |
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2.1 進化したデジタル環境 2.2 OECDにおける子どもの保護に関する政策の来歴 2.3 子どもたちが遭遇する新たなデジタルリスクへの対応の必要性 2.4 新しい子どものOECD勧告の開発プロセス 2.5 新しい子どものOECD勧告 2.6 デジタルサービスプロバイダーに向けたガイドライン 2.7 新しい子どものOECD勧告が担う責務 |
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第3章 詳説:デジタル環境の子どもに関するOECD勧告 |
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3.1 デジタル環境の子どもに関するOECD勧告の目的 3.2 新しいOECD勧告の構成 3.3 詳説:デジタル環境の子どもに関するOECD理事会勧告 3.4 デジタル経済政策委員会(CDEP)の提案について 3.5 子どもにとって安全で有益なデジタル環境に関する原則 3.6 国際協力 3.7 デジタルサービスプロバイダー 3.8 すべての利害関係者に対して |
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第4章 国際連合によるデジタル環境に生きる子どもの権利と保護への取り組み |
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4.1 子どもの権利委員会一般意見25号から見るデジタル環境 4.2 発達する子どもの能力 4.3 締約国における実施に向けた一般的措置 4.4 デジタル環境における市民の権利と自由 4.5 出生登録とアイデンティティ 4.6 デジタル環境における子どもに対する暴力 4.7 デジタル環境と家庭の環境 4.8 障害を持つ子どもたちのデジタル環境 4.9 デジタル環境におけるウェルビーイング 4.10 デジタル環境における教育・余暇・文化活動 4.11 デジタル環境における搾取・犯罪からの保護 4.12 国際・地域協力 4.13 普及活動 |
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第5章 欧州評議会による子どものデジタル環境に関する政策 |
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5.1 デジタル環境における子どもの権利の尊重、保護、履行のためのガイドライン 5.2 デジタル環境における子どもの権利の尊重、保護、履行のためのガイドライン-閣僚委員会勧告 5.3 デジタル環境における子どもの権利を尊重し、保護し、実現するためのガイドライン 5.4 国内体制 5.5 政策および制度体制 5.6 国際協力・協調 |
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第6章 G7とG20が目指すインターネットの安全原則 |
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6.1 G7インターネットの安全原則 6.2 G20デジタル大臣宣言 |
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第7章 子どもがAIの影響を受けることを踏まえたAI倫理政策 |
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7.1 子どもを取り巻くAI環境 7.2 AIの開発・運用ガイドラインに関する動向 7.3 AIが子どもに与える影響を考慮した倫理ガイドラインを考える 7.4 子どもの権利保護に焦点を当てたAI開発倫理ガイドラインの要件 7.5 内閣府とUNICEFのAI政策の比較検証 7.6 まとめ |