タイトルコード |
1000100017913 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
セネガル・漁民レブーの宗教民族誌 |
書名ヨミ |
セネガル ギョミン レブー ノ シュウキョウ ミンゾクシ |
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スーフィー教団ライエンの千年王国運動 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
盛 恵子/著
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著者名ヨミ |
モリ ケイコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
明石書店
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出版年月 |
2012.12 |
本体価格 |
¥8800 |
ISBN |
978-4-7503-3734-0 |
ISBN |
4-7503-3734-0 |
数量 |
586p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
167.8
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件名 |
スーフィ
宗教-セネガル
漁民
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注記 |
年表:p552〜555 文献:p560〜569 |
内容紹介 |
19世紀末、セネガルにスーフィー教団「ライエン」が出現した。ライエン教団を生み出した漁民レブーの伝統文化、特にその宗教的側面との関係において考察し、この教団の出現と発展の意味するところを明らかにする。 |
著者紹介 |
1960年生まれ。名古屋大学大学院文学研究科修了。同大学博士研究員。文学博士(文化人類学)。共著に「バオバブと砂漠」がある。 |
目次タイトル |
序 |
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第Ⅰ部 ライエン教団 |
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第1章 セネガルのイスラームとレブー |
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1節 セネガルのイスラーム 2節 レブー 3節 レブーの先祖であるウォロフとセレール 4節 ライエン教団成立の地ヨフ |
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第2章 ライエン教団の概要 |
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1節 ライエン教団の成立 2節 聖域ライエン街区 3節 ライエン教団の規模と勢力範囲 |
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第3章 ライエン教団の信仰内容 |
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1節 マフディズム 2節 レブーの伝統文化との連続性が認められる要素 3節 キリスト教の要素 |
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第4章 ライエン教団の宗教活動 |
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1節 ジャング-「歌合戦」を伴う宗教集会 2節 祭りと聖地参詣 |
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第5章 ライエニズムに先行する信仰復興運動の歴史 |
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1節 信仰復興運動 2節 ジハード 3節 軍事的ジハードの実際 4節 イマームとアミール・アル=ムウミニーン 5節 マフディーの待望 6節 ヒジュラ 7節 信仰復興運動とヨーロッパ勢力 |
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第Ⅰ部のまとめ |
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第Ⅱ部 ゲイ家の微視的系譜分析 |
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第1章 レブーの親族名称と二重単系出自 |
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1節 レブーの親族名称 2節 レブーの二重単系出自 |
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第2章 ゲイ家のファミリー・ヒストリー(1) |
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はじめに 1節 ヨフ、ンデナット街区のゲイ家 2節 ゲイ家の住人とその素描 |
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第3章 ゲイ家のファミリー・ヒストリー(2)-ゲイ家の六〇年 |
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1節 六〇年前のゲイ家 2節 ゲイ家の居住 3節 マタール・ゲイとその子孫たちの職業 4節 レブーと土地 |
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第Ⅱ部のまとめ |
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第Ⅲ部 親族集団の過去・現在・未来を結ぶ二つの紐帯 |
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第1章 親族関係とその伝達・維持・更新 |
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1節 レブーの系譜 2節 ニジャーイ=ジャルバート関係 3節 レブーの結婚 4節 命名システムとトゥランドー関係 5節 子供の委託 |
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第2章 親族集団と精霊ラップ |
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1節 レブーのラップ信仰(1) 2節 レブーのラップ信仰(2)-マム・ンゴール・ジューフの祭壇をめぐって 3節 ヨフの守護トゥールと共同体のトゥールーの司宰権 4節 転生 |
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第Ⅲ部のまとめ |
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第Ⅳ部 親族集団と役職の継承 |
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第1章 レブーの伝統的役職とその継承 |
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1節 ヨフの伝統的な役職 2節 セリニュ・ンダカルとその継承 3節 金曜モスクのイマーム・ラーティブの継承 |
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第2章 レブーの二重単系出自と宗教的便宜主義 |
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第3章 ライエン教団をめぐる系譜 |
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1節 リマーム・ライの系譜的背景 2節 リマーム・ライの息子たち 3節 カリフ・ジェネラルの継承 4節 ライエン聖者の結婚 5節 慣習的な教団所属とライエン教団への宗旨替え |
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第Ⅳ部のまとめ |
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結論 千年王国運動としてのライエニズム |