タイトルコード |
1000100042785 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
EU競争法の公共サービスに対する適用とその限界 |
書名ヨミ |
イーユー キョウソウホウ ノ コウキョウ サービス ニ タイスル テキヨウ ト ソノ ゲンカイ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
青柳 由香/著
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著者名ヨミ |
アオヤギ ユカ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
日本評論社
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出版年月 |
2013.3 |
本体価格 |
¥7500 |
ISBN |
978-4-535-51963-3 |
ISBN |
4-535-51963-3 |
数量 |
7,347p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
335.57
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件名 |
独占禁止法
法律-ヨーロッパ共同体
公共サービス
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注記 |
文献:p331〜347 |
内容紹介 |
EUで公共サービスに対する競争法の適用が問題となった裁判例等を素材に、EU機能条約106条2項の下でどのように競争法からの逸脱が認められてきたかを検討し、その判断基準と判例法理の展開の意義を明らかにする。 |
目次タイトル |
序章 本研究の問題意識と目的 |
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1.問題の所在 2.本研究の射程と構成 3.用語の整理 |
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第Ⅰ章 EU競争法とEU機能条約106条2項 |
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1.域内市場における競争法の役割 2.EU競争法と「一般的経済利益を有するサービス」 3.EU機能条約およびEU域内市場における106条の意義 |
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第Ⅱ章 「一般経済利益を有するサービス」の範囲 |
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1.裁判例前史 2.定義の不存在 3.「一般的経済利益を有するサービス」概念の範囲 4.裁判例等にみる「一般的経済利益を有するサービス」 5.「一般的経済利益を有するサービス」を誰がデザインするか 6.「一般的経済利益を有するサービス」の射程の決定要因は何か |
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第Ⅲ章 域内市場と「任務遂行の阻害」要件に関する裁判例等の展開 |
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1.欧州統合の始動と加盟国内の公共サービス(1950年代) 2.総合停滞・後退期(1960年代後半〜1984年末『域内市場白書』前夜) 3.総合・自由化推進の時代(1985年域内市場白書〜1992年末の域内市場の完成) 4.域内市場の完成と公益の見直し(1990年代〜) 5.判例法理の変化に対する考察 |
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第Ⅳ章 EUにおける公共サービスの意義の変容 |
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1.欧州社会モデルにおける「一般的経済利益を有するサービス」 2.条約規定の変化 3.「一般的経済利益を有するサービス」の位置づけと競争法の限界 4.「一般的経済利益を有するサービス」の変容と競争法の限界への影響 |
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第Ⅴ章 「一般的経済利益を有するサービス」の規約権限をめぐるポリティクス |
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1.欧州委員会の政策文書にみる「一般的経済利益を有するサービス」の位置づけの変化 2.リスボン条約の改正によるEU機能条約14条(旧EC機能条約16条)における立法権限の新規付与 |
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終章 本研究の結論 |
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1.各章で明らかにしたこと 2.考察 3.日本法との比較における考察 4.おわりに |